オムニバース(配信)を観た
配信当日、昼休憩中に観れるところまで観ようと前日からイヤホンの充電をちゃんとした。
朝、イヤホンを忘れないようにバッグにしまった。
そして肝心のスマホを家に忘れた。
あほか。
失意の中で仕事をした。
そんな始まり。
夕飯を食べて、ようやくオムニバースを観ることができた。
ものすごくよかった。
小林賢太郎ワールドをこんなに体現できる人が2人もいるのかと驚いた。うれしかった。
木村昴さん、浅沼晋太郎さんは声優さんで、賢太郎さんのあのええ声を彷彿とさせる、というか声のプロ達は軽やかに超えてきた。
どっちにも仁さんみはないのだけど、時折仁さんが見える。
でも、これはラーメンズではない、『オムニバース』的に言えばラーメンズのマルチバースだったと思う。
賢太郎さんの作る舞台はいつも舞台上に賢太郎さんと仁さんがいる。
ほかの役者さんはいい意味で上手に召喚している。
でもこの声優二人は違う。
個性のぶつかり合いが素晴らしかった。
賢太郎さんの作ったお話だけどちゃんと木村昴さんと浅沼晋太郎さんが存在していて賢太郎ワールドに飲み込まれてなくて、ラーメンズのお二人感もほしいんでしょ?とばかりにやってくる。
そもそもお二人は賢太郎さんみはあっても仁さんみが皆無なんだよね。だから仁さんみたいな所はあっても仁さんの変人感はださない。
恋バナも先生もまともなひとのおかしな話だった。
ラーメンズだと、どちらかは必ず変人だからなんか令和のラーメンズだわー、と嬉しくなった。
舞台の転換もさらに進化させてて、お二人の仲の良さが伝わるように観せてくれて、ラーメンズの本公演より大変なんじゃないだろうか?と思ったくらい。
ネタバレしたくないからさ、内容に関しては言わない。まだまだ噛み締めたいからね、うまく言語化できる自信もないからね。
いまでも賢太郎さんロスの私はジェネリックラーメンズにしたくてこの公演を観たけど、そんな舐めたこと考えてて申し訳なかったよ、って木村昴さんと浅沼晋太郎さんにはお伝えしたい。
プロの声優すげー。それにつきる。
声優の仕事はいつでも何にでも誰にでもなれる。
きっとそんな2人を賢太郎さんは大好きになっちゃったんだろうなぁ、ってにやにやして終わることにする。
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