
ゲー選かけ流し(特別編) 『ゴシックは魔法乙女』(0)
ゲームの選評を気の向くままにチビチビとかけ流す、ぬるま湯スペース。
今回は唐突に始める特別編、『ゴシックは魔法乙女』(以降、ゴ魔乙)。

4月にサービス10周年を迎え、1月31日からこれまでのメインストーリーを振り返るイベントが始まったゴ魔乙。
特別編では筆者の目から見た、これまでのゴ魔乙の足跡を辿っていきたい。
なお、本企画はサービス10周年を迎える4月1日まで不定期に更新。筆者の気力とトピックの続く限り記載する。通常の選評も間に挟むことについてはご理解頂きたい。
<筆者の『ゴシックは魔法乙女』プレイ歴>
・iPhone版をサービスイン日からプレイ
・2025年2月1日時点で皆勤賞
・メインキャラの推しは5乙女だとカトレア、5悪魔だとルチカ、5学園だとカレン
・メインキャラ以外の推しはジル

はじめに
『ゴシックは魔法乙女』は2Dシューティングの老舗CAVEが2015年4月1日にサービスインした基本無料のソーシャルゲーム(ソシャゲ)である。
とりわけ2D縦シュータイプのソシャゲは当時としても非常にレアな作品であった。
2DシューティングのソシャゲはCAVEがゴ魔乙の前に『ドンパッチン』をリリースしたものの、こちらは短命でサービス終了の憂き目にあっている。
理由は色々考えられるものの、
・ギャラクシアンのように横移動しかできない
・キャラクターの造形がイマイチで、課金の導線になっていない
・課金しないと高性能なレアキャラをゲットできる機会が殆どない
という三重苦で、固定ファンを獲得する事ができなかったと推測している。筆者はサービスイン後数か月経過してから遊び始めたが、さすがに課金してまで応援し続けようとは思えなかった。
ただ、ドンパッチンサービス終了決定後のCAVEのサービス精神は旺盛で、それまではガチャ産のレアキャラがいないとまともに撃破できないボスが簡単に倒せるようになり、CAVEシューティングのコラボキャラが次々と手に入るようになっていた。
筆者もサービス終了決定後のブースト期間でメインクエストを全てクリア。一通り遊び尽くす事ができたので、結果的には貴重で良い思い出となっている。
そんな『ドンパッチン』の反省を踏まえて生み出されたゴ魔乙はその辺りの課題をしっかりとクリア。
・一般的な2Dシューティングと同様、画面を縦横無尽に動き回れる仕様
・無課金でも存分にガチャが引ける、無償石の入手方法拡大
・幅広いユーザーに受け入れられるバラエティ豊かで美麗な使い魔たち
・CAVEのシューティング『デススマイルズ』と世界観を共有するゴシックホラー要素
上記の魅力的なフィーチャーを引っ下げてきた結果、サービスイン直後のセールスは良好。競争の激しいソシャゲ界において10周年を記録する大作となった。

次回からは、そんなゴ魔乙について、
・ゲームのシステム紹介
・ゲーム性と楽しみどころ
・各種イベント
・コラボ
・印象に残ったトピック
等について、筆者の思い出も交えながら語っていければと思う。
知らない人にとっては興味をそそるトピックに、
かつて遊んでいた人にとっては今を知る機会に、
途中から遊び始めた人にとっては過去を知る機会に、
筆者と同じく遊び続けている人には記憶を思い起こす機会になれば幸いだ。
今回は導入部分と言う事でここまで。
次回もよろしくお願いします。