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美容師の使っているハサミは一度落とすと使えなくなるらしい
どうも、こんにちは。
今日は髪を切ってきたので、美容師についての雑学を調べてみました。
美容師さんの使っているハサミは一度落とすと使用不可になってしまうんだそうです。
美容師の使うハサミの特徴
美容師の使うハサミにとって最も大事なのは「切れ味」です。
切れ味の悪いハサミは思うように髪を切ることができなかったり、髪の毛を引っ張ってしまったりと、何かとお客様に不快な思いを与えてしまいます。
さらに、切った髪の断面を見ると真っ直ぐでなくギザギザと引きちぎった様な感じになります。
髪の切り口が荒れていると「枝毛」や「パサつき」、「絡まり」などの原因になります。
こうした理由から、美容師が使っているハサミは切れ味を良くするために、素材や刃の形状などに細かな調整が施されているのです。
なのでちょっと前髪が気に入らないからといって、普通の文房具のハサミで髪を切るのはやめておいたほうが良いでしょう。
切れ味が落ちる
ハサミを落としてしまうと、切れ味を良くするための調整が狂ってしまったり、刃が欠けてしまったりします。
こうなると、前述した理由からお客様を不快にさせてしまうことにつながるので、修理に出さない限りそのハサミは使うことができなくなってしまうのです。
なので、美容師の専門学校などでは「ハサミは絶対に落とすな」と教えられるんだそうです。
一応、美容師はハサミを落としてしまった時のために、スペアを持っています。
ですが、決して安価ではない美容師のハサミを落としてしまった時は精神的にくるものがあると予想されます。
もし自分が髪を切ってもらっている時に美容師がハサミを落としたら少し優しい言葉をかけてあげると良いかもしれません。
以上、美容師のハサミについてでした。
たまにテレビなどで見かけるカリスマ美容師が曲芸のような髪の切り方をしているのは結構なリスクが伴う行為なのですね。
危険が伴う行為ができるほど練習を積んでいるからカリスマと呼ばれるのかもしれません。
それでは、また次回お会いしましょう。