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ホットバックアップとコールドバックアップの違いについて

どうも、こんにちは。

後輩に「ホットバックアップ」と「コールドバックアップ」の違いについて教える機会があったので、ついでにノートにも残しておこうと思います。


バックアップは「同じものをコピーして別の場所に保存すること」を指します。

スマホのデータをパソコンにバックアップしておけば、スマホが壊れても元の状態に復旧することができます。


では、「ホットバックアップ」とは何かというと、「バックアップする対象が動作している状態でバックアップを取ること」です。


例えば、みなさんが何らかのウェブサイトを運営するためのサーバーを持っているとしましょう。

ウェブサイトは24時間いつでも見れるようにしておかなければならないので、サイトを表示させるサーバーは常に稼働している必要があります。

そこで、みなさんはサーバーに入っているデータのバックアップを取るためにサーバーを稼働させながらバックアップを取りました。

これが「ホットバックアップ」です。


ホットバックアップの利点としてはサービスを止めなくて良いという点が挙げられます。

おそらくnoteも24時間見れるのでホットバックアップをとっているのでしょう。(わかんないですけど)


逆に対象の機能を止めてバックアップを行うことを「コールドバックアップ」と言います。

先ほどの例で言うと、みなさんが運営しているサイトのサーバーを一旦止めて、その状態でバックアップを取るとコールドバックアップになります。

この場合、利用者に対して「◯時から◯時まではメンテナンスのためご利用いただけません」みたいなお知らせ出す必要があります。


こうしてみると「ホットバックアップ」の方がサービスを止めなくてよさそうな気がしますが、一概にそうとも言い切れません。

ホットバックアップは機器が行なっている作業とバックアップを同時に行うため、機器の性能によってはサービスの品質が落ちる可能性があります。

また、バックアップ中も新しいデータが更新されていくため、完全なバックアップは取ることができません。

こういった欠点もあるので、サーバーなどを運営する際は「ホットバックアップ」と「コールドバックアップ」を使い分ける必要があるのです。


以上、ホットバックアップとコールドバックアップについてでした。

それでは、また次回お会いしましょう。


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