飛行機が「ドスンッ」と着陸するのには理由があるらしい
どうも、こんにちは。
飛行機って着陸する時に結構な勢いで接地して、ドスンと強い衝撃を発しますよね。
「もう少し優しく着陸すれば良いのに」と思ってしまうのですが、実はあの勢いは着陸に必要なものなんだそうです。
着陸の衝撃が強い理由は「スピードを落とすため」です。
飛行機の着陸はやろうと思えば、ほとんど衝撃が発生しないように降りることができます。
しかし、ゆっくり降りてしまうとスピードが落ちづらく、停止するまでに長い時間と距離が必要になってしまいます。
なので、あえて衝撃が大きくなるように着陸して、スピードを落としやすくしているのです。
もう一つの理由が「雨の日でも安全に着陸するため」です。
雨の日は地面に水溜まりができます。
もしその上に飛行機がゆっくり着陸しようとすると、タイヤに水が絡んでしまい、ブレーキやハンドルが効かないという恐ろしい状態に陥ってしまいます。
この水が絡む現象を「ハイドロプレーニング現象」と呼びます。
こういった現象が発生しないように衝撃が大きくなる着陸をしているのですね。
決して操縦が下手というわけではないのです。
以上、飛行機の着陸についてでした。
それでは、また次回お会いしましょう。