なぜネジには「プラス」と「マイナス」があるのか
どうも、こんにちは。
ネジには穴の形が「プラス」のものと「マイナス」のものがあります。
プラスだけで良いような気がしますが、なぜ二種類あるのでしょうか。
気になったので調べてみました。
世の中のネジのほとんどはプラス
世の中で使われるネジのほとんどは「プラス」のネジです。
プラスのネジにドライバーを差し込むと、溝にしっかり固定されます。
これにより、力が効率よくかかり、強く締めることができるのですね。
また、プラスの穴だと電動ドライバーを使って締めることもできます。
ネジの目的は材料をしっかりと固定することなので、より強く締められるプラスが広く使われるのは当然ですね。
プラスネジの弱点
一見、万能に見えるプラスネジですが、ネジ穴に汚れが溜まりやすいという欠点があります。
ネジ穴に汚れが溜まると、そこから錆びてしまいネジ穴が潰れてしまいます。
プラスネジはネジ穴が潰れてしまうとドライバーが入らなくなり、二度と抜けないネジになってしまいます。
プラスが使えないところにマイナスを使う
マイナスネジは穴の形状の関係で汚れが取りやすいという特徴があります。
また、水がかかっても溝に沿って流れていきます。
さらに、多少ネジ穴が歪んでもドライバーを差し込めば回すことができます。
なので、水に濡れたり汚れが溜まりやすい屋外ではマイナスネジが使われます。
終わりに
以上、プラスネジとマイナスネジが存在している理由でした。
みなさんも屋外でネジを使う際は、マイナスネジの使用を検討してみてはいかがでしょうか。
それでは、また次回お会いいたしましょう。