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空の鏡

明日、春が来たら

高校生の頃
通学路、
自転車漕いで歌ったなぁ。
バドミントン部の休憩時間にも歌ったなぁ。

今朝、駅への道すがら
ふと、口ずさんでいた。
なんだ
今も歌っているじゃない。

初々しさ、と一言で表現するのは勿体ないけれど
1stの持つ魅力は計り知れない。

海へ向かって
自転車のブレーキをかけずに
坂道を下っていくような疾走感、爽快感、清々しさ。

ずっとそんな風にいられたら、なんて思うけれど
それは計算してできることではない。

だから私は
春が来るたびに
この歌を口ずさんでしまうのだろう。

そんな歌があってよかったと思う。

ちいさい部屋で歌うのは
空の鏡がおすすめです。