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『バチェラー・ジャパン』 シーズン1 エピソード1

2019 年の目標に『バチェラー・ジャパン シーズン1』を観る、完走する、という目標は掲げるつもりでいたので何の気なしに観始めたのですが、これはたいへんな番組です。今すぐ観ましょう。

久保さんという 35 歳のハイステータスな男性が、本番組を用いて結婚を前提にお付き合いする女性を募集する「バチェラー」となり、そこに 25 人の女性が集まってきます。2 ヶ月の間にクルーズに行ったり、テーマレストランで遊んだり、バーベキューに行ったりしながらイベントごとに女性がふるいにかけられ、最後の一人になるまで戦いが行われるようです。

キービジュアルで久保さんが持っている「バラ」は、そのイベントの終了時にその時の女性の数より数本少ない状態で用意され(バラの本数は番組が決めているのでしょう)、全員が集う中で一人ずつ、久保さんの意思で名前を呼んでいき、残ってほしい女性にバラを手渡していきます。

さて、エピソード 1 です。でっかいプールのついた物件の玄関まで赤じゅうたんが敷かれ、プールの前に久保さんが立ち、リムジンから降りてくる 25 人の女性たちと一人ずつ、ご挨拶をしていきます。視聴者に対してのプレーヤー紹介回という側面もあり、25 人もいるとさすがに憶えきれないのですが、そこは「番組」、事前に 5-6 人の女性のインタビューを挿入しており、どうやらそこでピックアップされた女性たちが、シーズンを通してのキーパーソンになっていくのであろうことが予想されます。

初日ではありますが、顔合わせと数時間の豪邸でのシャンパンパーティーを経て、さっそく 5 人が振り落とされる「ローズセレモニー」があります。ここでバラを貰えなかった 5 人の女性は確かにご挨拶パートでも番組的にさらっと流されていたので、まだ視聴者も、あるいは彼女たち自身も感情移入の段階にはなく、さっぱりと退場していきます。

シャンパンパーティー中に早速バチェラーが何人かの女性を一人ずつテラスに誘い、2 ショットタイムに持ち込むのですが、小菅さんや木村さんなどの、序盤のインタビューピックアップが無かった女性がバンバン指名されていきます。パーティー中にも女性の心情をオーバーレイさせるように、コメンタリーのようにして要所要所でインタビューが挿入されるのですが、そこでもこういった人たちは出てこなかった気がするので、恣意的に出さなかったんだろうなあと思います。思惑が明らかになってくるのは今後のエピソードにおあずけといったところでしょうか。うまいな~。

ローズセレモニーより前に 1 本だけ手渡すことのできる「サプライズローズ」は、役者のお仕事をしているという鶴さんに渡されました。鶴さんはご挨拶のときにメッセージ入りの折り鶴を折ってきて、その手間暇かかった準備にバチェラーは好印象を述べていました。苗字にひっかけてるのがずるいな!私はお芝居オタクなので彼女の番組向けな、少し芝居がかった演技にも注目しています。

鑑賞前から結末、すなわち粒度は低いですが最終的に誰が選ばれたかは知った状態で観ているのですが、確かにインタビューやご挨拶の編集と配置で何となく暗示しているように見えます。全部録り終えてから編集しているのでしょうか。しかしながら初日ということもあってか、彼女はまったく表に出てきていない印象を受けるので、ここからどのように生き残り這い上がっていくのか、楽しみにしています。

ゆかちん(木村)の、応募動機のわりにすぐああいう表情と目と台詞をやるところがやばい。というかこれ完全に女性側の視点で観てしまうんですが。大丈夫か。

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