女の子、の結像点はどこなのか:『21世紀の女の子』
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オムニバスという作品形態においては不可避な、短編毎の出来/不出来のレンジは無視できはしなかったですし、そういった粒同士の並べかた次第で鑑賞後の評価が結構変わるのではないかと思います。かといって、その評価を大きく変えるほどに並べかたの大筋に現実的な組み合わせ数が存在するかというと、山戸結希『離ればなれの花々へ / For Lonesome Blossoms』が短編の最後に置かれることは間違いないでしょう。それは山戸が