私が贈るなら2
贈りものシリーズ2回目は”パジャマ”。
本当にこれは何枚あっても重宝する。
これまでの経験からパジャマは真夏用・真冬用と
洗い替えとしても活躍する春秋用とで各2枚ずつ
計6枚くらいは欲しい。
そんなに?と思われるかもしれないけれど、
要ります。
施設内は室温管理されているからと言っても
実際パジャマは季節でしっかり着分けていたし、
安眠のためにも日中着のまま寝ていただくなどと
いうことは何らかの事情がない限りしない。
夜間の尿や便汚染で洗濯の回数が多いとすぐ
足りなくなる。もちろん全員ではないが
同じ人が一晩で2回着替えるといったことは
どの施設でもあり、正直ほぼ毎日誰かしらは
複数回着替えている。
夜間にご本人が安眠できるようにパットの当て方や
介助時間を工夫するなどの思案をしてもそうなる。
取り替えは私たちは当たり前に行ない言う事で
はないので、家族は着替え事情を知らないことが
ほとんどだと思う。
替えがなくやむを得ずちょっと季節的にどうよ?と
思われるパジャマを着ていただくことになった日には
介護士魂が「ウッ」となる。
・選ぶ時には被りではなく前開きのもの
・ボタンが大きくご自分で着るときに留めやすいもの
・ウエストのゴム口を調整できるもの
・天然素材(ただし天然素材は伸び縮みのないものが
多く、それはそれで着づらいからぴったりサイズより
少しゆとりのあるものが理想)
・真夏用なら薄手襟なしで半袖よりも5〜7部くらいは
袖が欲しい(肌を露出させるということは内出血などの
皮膚トラブルのリスクを高めるから)
予算2000〜3000円くらいで購入できるので
贈るのに値段も手頃かと。「し⚪︎むら」や、
衣料品を扱っている大きいスーパーにいいのが
ありおすすめ。
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