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【塾経営者】藤倉祐太さんインタビュー

はじめに

こんにちは! 

インターン生の伊藤拓真と坂本綾乃です!

今回の記事は、元中学教諭であり、現在は富田学院を起業された藤倉祐太さんに取材をさせていただいた内容を投稿させていただきます!

藤倉さんは小学生を対象とした塾を開講していて、co-ba koriyamaでは、プログラミングスクールを開催されています。
塾の指導内容として最先端の教育をされる藤倉さん。その藤倉さんが実際にどのように生徒さんと向き合われているかに注目してお読みください。


実際の教育現場からその先へ


ー事業内容についてお聞かせください                STEM 教育とプログラミングを中心とした学習塾を経営しています。

ーSTEM教育とはどのような教育になりますか。また、プログラミング学習をすることによる影響を教えてください
STEM教育とは、科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、数学(Mathematics)の4つの分野を併せて勉強する理数教育のことです。実際には、手を動かしながら理論を知るということになります。そして、STEM教育はプログラミング教育と併せて論理的思考力を鍛えることにつながります。

ーなぜ、実際の教育現場を辞め起業するに至ったのでしょうか。     私の当時の理想としては、教員として自らが体験をしたことを生徒さんに共有し、生徒さんの成長を身近に感じたいと考えていましたが、実際は仕事の9割を雑務が占め思うような仕事が出来なかったからです。


実際の現場では


ー藤倉さんが、実際に生徒さんに指導をされる際に大切にされていることはどのようなものでしょうか
私が大切にしているものは、生徒さんの意思です。なぜ、生徒さんの意思を大切にしているかというと、指導者の側から強制させた時には生まれない達成感を生徒さんに感じ、生徒さん自身が意思を持って学ぶことで、生徒さん自身の思考を芽生えさせたいからです。また、生徒さんの興味関心に沿ってやりたいようにやらせてあげることも大切にしています。そこには、生徒さんに何か一つ成功体験を作ってほしいと考えているからです。

ー藤倉さんが指導に当たられた生徒さんにはどのような変化が見られましたか
私は生徒さんに対して、「失敗してもいいからとりあえずやってみよう」と声をかけています。そして、失敗をした際にはなぜ失敗したのかを一緒に考えるようにしています。これらの私の声かけを通じて変化が実際に見られた生徒さんは、例えば、消極的だった小学生の生徒さんが委員会活動の長になるなど積極的な生徒さんに変化したことや、漢字がとても苦手だった小学生の生徒さんが、漢検に自発的に申し込み、生徒さんの所属する学年の級に合格するに至ったことが挙げられます。


コロナウイルスによる変化


ーコロナウイルスによるプラスの影響とマイナスの影響をお聞かせください
プラスの影響は、オンライン授業の新たな可能性に気づいた点と普段の生活での私自身の思考の傾向に気づいた点です。オンライン授業は、4月から6月まで行っていました。実際に行ってみたうえで今後の仕事に活かしていきたいと感じるものでした。私の思考の傾向ということに関しては、オンライン授業をする際に、通常授業よりも説明を詳細に行ったりしなければいけないという点から日常生活では、直感的に生活していたということに気づかされたということです。
マイナスの影響は、集客面です。コロナ以前は学校の正門付近でチラシ配りで宣伝をしていましたがこれが出来なくなったということです。

ーコロナウイルスによって学校教育はどのように変わるとお考えですか
これからの学校は、授業がすべてオンライン授業になるなどの大きな変化は起きないものの学校全体で集まる行事、集会のオンライン化、勉強が苦手な生徒さんの補習のオンライン化が考えられます。なぜ、大きな変化が起きないかというと生徒さんの学力を向上させるために教員になったのではなく生徒さんの人間力向上を目標にしているからです。


今後の展望

ー今後、藤倉さんはどのようにお仕事をされていく予定ですか。
最近はお陰様で生徒数も増えてきたので、保護者の方のニーズに応える方向性で行きたいと考えています。具体的には今までよりも学力向上に力を入れた理数系塾にしていこうと考えています。特に、小さいころから数学に触れることで数学を好きな生徒さんを増やしていきたいと考えています。理由としては、数学というのは学生時代に一番長く付き合う教科の一つであり、数学の得意、不得意で将来の選択肢に差がつくからです。私としては選択肢を狭めてしまうことはとてももったいないと考えているからです。


おわりに

大学受験浪人を経験しているインターン生の伊藤からすると、藤倉さんがされていることはとても実際の教育として効果があるものだと感じられ、また、生徒さん自身が成長していくにしたがって自学していくことが出来るようになるカリキュラムであるとも感じ、私が思う理想の教育環境だと感じました。
理数科目が苦手な坂本からすると、藤倉さんが行っているSTEM教育と、教育方針は小学生のうちに始めるからこそ、その後の教育に大きな影響を与えられるのだと感じました。理数科目は、大学受験の際に文系・理系に分かれる分岐点に大きな影響を与えるため、私自身後悔しても遅いですがもっとやっておけば良かったとしみじみと感じています。また、私自身学年が上がるにつれて学校の先生から出される課題をこなす日々だったので、大人になっても自主的な学びを大切にしていきたいと思います。


藤倉さん、お忙しい中貴重なお時間をいただきインタビューを受けてくださりありがとうございました!










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