【マネージャーのあれこれ】「Z世代の新・起業論」創刊しました。
いかがお過ごしでしょうか?
co-ba hiroshima コミュニティマネージャーのみやこです。
先日のゴールデンウィークは代休もとったりして、少し長めにお休みをとりました。久しぶりの仕事となると、なかなか思うようにエンジンがかからず、たまっている仕事を目の前にして、軽く白目をむきそうになっています😂
さて、今回の『マネージャーのあれこれ』は、フリーペーパー『Z世代の新・起業論』の創刊についてお届けします。以前の『マネージャーのあれこれ』とリンクしている部分もあるので、お時間ある方はこちらからどうぞ👇
なんかおもしろそう!やりましょう!
フリーペーパー『Z世代の新・起業論』は、
そもそも、なぜこのフリーペーパーを創刊しよう!となったかというと、
今年の年明けまで、話はさかのぼります。広島県庁で起業や創業支援に関する業務を担当されている山﨑さんと
「今までとは違った切り口で起業や創業のことを伝えていきたいけど、こんな価値観持ってるような人のところに話聞きに行くのどう?」
とコーヒーを飲みながら話になり、「こんな価値観」というところが、すごく面白くて、
「え!なんかおもしろそう!やりましょう!」
という私の「ワクワクしたら進む」という習性から、(向こう見ずとも言いますが笑)ふたつ返事で進み始めました。
そして、広島の地域で事業されている方を多く知っておられて、実は以前にco-ba hiroshimaとco-ba takamatsuのスタッフ研修でお世話になった(株)BLPの川本さんも巻き込んで、スタートしました。
(川本さんも「え!おもしろそうっすね!」 とノリノリで加わってくださいました笑)
「こんな価値観」とは?
先ほど、山﨑さんとの話に出てきた「こんな価値観」とは、簡単にいうと、
ここ数年は、多発する災害やコロナ渦の状況下になり、
「今まで信じていた価値観が揺らいできていて、これまでの経験を基にして判断してそのままOK!とはいかない時代になってきている…?」
なんて感じています。
だからこそ、今までとは異なった事業展開の形、すなわち、『自社の利益を重視する経営から、地域を巻き込みながら持続可能な事業を展開する経営』をめざす方も増えてきているように思います。
こんな価値観を持って、“ 本当の豊かさとは何か” を問いながら、新しく事業に挑戦する方を取材して、創業や起業のヒントを伝える。そして、読んだ方の価値観をアップデートできたらいいなという思いで作り始めました。
取材から編集・発刊まで
年明けにコーヒー片手に山﨑さんと話をして、あれよあれよという間に、川本さんが加わり、創刊することが決まりました。(←恐らく2週間も経っていないはず笑)取材先は川本さんから推薦のあったNurse &Craft 合同会社の深澤さんのところへお邪魔させていただきました。
いざ、大崎下島へ!
Nurse &Craft 合同会社の深澤さんは広島県呉市にある大崎下島で訪問看護の事業をされています。2019 年に会社を設立し、現在5名のスタッフの方が所属されています。詳しい情報はこちらから👇
広島市内から車を走らせて約1時間30分。橋をいくつもわたりながら、大崎下島に到着しました。Nurse &Craftのオフィスは一般社団法人まめなの施設の中にあります。一般社団法人まめなは「くらしを、自分たちの手に取り戻す」をミッションに大崎下島で多角的に活動されていて、Nurse &Craftの訪問看護事業もまめなプロジェクトのひとつになっています。
深澤さんへの取材はNurse &Craftのラボでさせて頂きました。(Nurse &Craftにはクラフト部門があり、3Dプリンターなどを活用してユーザーの身体状況や住環境にあった自助具も製作されています。)
私はインタビュアーとして、お話をお伺いしましたが、この『Z世代の新・起業論』自体が今までとは変わった切り口でアプローチをしていきたいという思いもあったので、よくある取材というよりは、
「ねぇねぇ、深澤さん、これってどういうこと?」
という風に会話をするイメージでインタビューに臨みました。
実際は、私は媒体制作でのインタビューは初めてだったので、チームメンバーのみなさんに、全力で支えてもらいながらのインタビューとなりました。
(そのおかげで、深澤さんに普通のインタビューよりも話しやすかったと言っていただけました。ほっ…)
紙面に「聞き手のひとりごと」と題して、編集後記的に書いていますが、この取材の数週間前に在宅看護を受けていた私の祖父が亡くなりました。今回、深澤さんとお会いできたことは、不思議なご縁を感じていて、深澤さんからの話は他人事ではなく、刺激的なものとなり、お会いした後も興奮がなかなか冷めませんでした。
怒涛の編集作業
さて、取材が終わったら、完了というわけではなく、ある意味ここからがスタートだったように思います。
今回のフリーペーパーの創刊は「ひろしま創業サポートセンター」から事業委託を受けたものということもあり、年度末の3月に向けて、仕上げていかないといけません。
取材をしたのが2月中旬だったので、(←スケジュール感がおかしい笑)そこから、文面編集→紙面デザイン→印刷の工程が待っていました。
年明けに勢いでスタートしたので、それぞれの作業をはじめましての方にお願いするほどに時間がありません。
そこで、ライター(花谷千尋さん)とカメラマン(川本理壱さん)は川本さんとつながりのある方に、紙面デザインはco-ba hiroshimaの会員さま(1108GRAPHICS)に、ロゴデザイン・イラストはOB会員さま(オキデザイン)にお願いをしました。
本当に時間のない中できっちりと仕上げてくださり、感謝しかありません…😭
つながりの大切さを実感
そして、もう一つの頭を抱えたのが印刷製本です。
今回のフリーペーパーは「Z世代」向けということで、「Z世代」に手に取って読んでもらいたいという思いで作っています。聞くところによると、最近は小さめのカバンが流行っていて、あまり大きいサイズのフリーペーパーは手に取らないということ…
コンパクトなサイズに仕上げながらも、しっかりと読んでもらいたい思いもあったので、フリーペーパーの面付けや折りにはこだわって制作しました。
今回のようにこだわっているときは、「見本を見ながら話を進めた方が安心だよ」という紙面デザインの1108GRAPHICSさんからのアドバイスもあり、以前、販促キャンペーンでco-ba hiroshimaのコースターを作ってくださった中本本店(インサツビト)さんへお願いしました。
実際に、印刷に立会いをさせて頂き、当日の細かい修正にもご対応頂きました。本当にありがとうございました!
そして、修正を待っている間に、色々とお話をさせて頂いて、あれよあれよと新しいイベントも企画してしましました笑。
中本本店さんにコースターを作って頂いたときは、こんな風にフリーペーパーの発行も予定してなかったですし、まさか、印刷をお願いして、イベントまで一緒にするようになるとは…!本当に「つながり」って大事だなと感じました。
第二弾、どこに行こうかな…
こんな風に年明けに勢いでスタートしましたが、無事に創刊にすることができました。チームメンバーはもちろん、ご協力いただいた方々には改めてお礼申し上げます。(チームメンバーと関係者の皆さまへ。反省会も含めて、そろそろ打ち上げ行きたいです!笑)
作っている最中は、「あーでもない、こーでもない」と頭を悩ませたりしつつも、ワクワクしながら作業をしていました。やっぱり「産みの苦しみ」はあるものの、このワクワク感を味わうと、また次も挑戦したくなっています。初めてのことで改善点もありますが、ある程度形が見えてきたので、これからも地域を巻き込んで事業されている方のところへお伺いしていきたいなと思っています!
今回は海(島)だったので、次は山でしょうかね…?こんな面白い人いるよ!という情報ご存知の方、ぜひお知らせください^^
今回の「マネージャーのあれこれ」は『Z世代の新・起業論』創刊の裏側を中心にお届けしました。ではまた次回^^
co-ba hiroshimaの情報はこちらから👇
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