肺腺ガンの可能性が発覚したきっかけ

これから病気になることは増えていくのだろうし、周りの人からもそういった話を聞くことが増えるのだろうと思います。
35〜36歳でガンという病気を経験したことはそれなりに貴重なことかもと思うので色々な切り口で振り返って書き残しておこうと思います。
といっても闘病らしい闘病をしていないので数回で終わりそうw

発覚したのは入院したから

2018年3月に40℃近い高熱が1週間続いて救急車に乗りました。
そしてそのまま入院になりました。
症状的にはウイルスの感染症の可能性が高いけど、自己免疫性疾患の可能性もあったので詳しく検査をすることになりました。
入院してから数日で高熱は下がって、検査の結果が出てEBウイルスの可能性が高いとの診断が出ました。
検査の一環で受けたCT検査で今回の高熱に関係しているものは何も写っていないけど、肺に影が写っているから呼吸器内科の診察を受けてほしいと繋いでくれました。
呼吸器内科の先生の話では「左下葉(左の肺の下の方)に7mm程度のすりガラス結節と呼ばれる影がある。
抗酸菌や真菌などの感染によって起こった炎症の形跡が影として映る可能性もあり、その場合は時間の経過と共に消えることが多い。
あとは良性腫瘍や肺腺ガンも同じような写り方をすることがある。」ということでした。

肺ガンの中でも肺腺ガンは比較的進行は遅い方とのこと。
これといった症状もないので経過を観察するということにして、2ヶ月後の2018年5月に再検査を受けることにしました。
7mmの影はレントゲン検査ではまだ写らないサイズなので、この段階でみつけられたのは運が良いとしか言えないと今になって強く実感しています。
当時は炎症の形跡であって消えてくれるといいなーとか能天気に思っていましたw

ガンという病名に対して

特にうろたえることはありませんでした。
というのも2011年に子宮頸がんの前がん病変(高度異形成)だったことがあって手術してからもう5年以上経過しています。
それから再発がないので初期で治療すれば完治するということをすでに体験していたというのは大きいと思います。
また、先生がとても明るい方で丁寧な対応をしてくれたのが心強く、経過観察で通院することが億劫でなかったというのも深刻にならずに居れたのだと思います。

ガンという病名のインパクトの強さは今回のことを人に話す度にリアクションから感じます。
でも実際には初期の段階でみつけられたのであれば、必ずしも深刻な結果になるわけではないということを私の経験からもっと伝えていけたらと思います。

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