映画『Coda コーダ あいのうた』を観てきました!

今月の初め、大学時代からの友人からインスタグラムのDMで、「この映画絶対観に行って!」「今すぐチケット予約して明日観に行きなさい!」との連絡が入りました。
映画に疎い僕はそれまでこの作品のことを知らなかったのですが、調べてみるとアカデミー賞主要3部門を受賞している名作だということがわかりまして、
先週末奥さんを誘って映画『Coda コーダ あいのうた』を鑑賞してきました。

【Story】
豊かな自然に恵まれた海の町で暮らす高校生のルビーは、両親と兄の4人家族の中で一人だけ耳が聴こえる。陽気で優しい家族のために、ルビーは幼い頃から“通訳”となり、家業の漁業も毎日欠かさず手伝っていた。新学期、秘かに憧れるクラスメイトのマイルズと同じ合唱クラブを選択するルビー。すると、顧問の先生がルビーの歌の才能に気づき、都会の名門音楽大学の受験を強く勧める。だが、ルビーの歌声が聞こえない両親は娘の才能を信じられず、家業の方が大事だと大反対。悩んだルビーは夢よりも家族の助けを続けることを選ぶと決めるが、思いがけない方法で娘の才能に気づいた父は、意外な決意をし・・・。

https://gaga.ne.jp/coda/

調べてみると、そもそも本作『コーダ あいのうた』はリメイクらしく、
元の映画は2014年に公開されたフランス映画『エール!』が原作のよう。

⽿の聴こえない両親に育てられた⼦どもを「CODA(Children of Deaf Adults)」と呼ぶそうで、それが映画のタイトルになっています。
またこのコーダは、楽曲や楽章の終わり、また曲中の大きな段落をしめくくる部分という意味でもあり、「結尾部」「結尾句」「終結部」などと呼ばれる音楽用語でもあります。

第1章が終わり、次の未来に進んでいくという意味にも捉えられ、2つの意味が掛け合わさったダブルネーミングのタイトルなんですね。

抱き合い支え合い、時には衝突してしまう家族の物語、それぞれの夢に向かって歩き始めることでさらに心の絆を強くする青春&感動ストーリーですが、僕自身学生時代アカペラをしていたこともあって、
本編内で流れた音楽や主人公ルビーの美しい歌声にも心揺さぶられてしまいました、、

【劇中で流れた曲】
スターマン/デヴィッド・ボウイ
青春の光と影(Both sides now)/ジョニ・ミッチェル
I Fought the law/ザ・クラッシュ
Something’s got a hold on me/エタ・ジェイムス
My Pal Foot Foot/シャッグス
Let’s get it on/マーヴィン・ゲイ
You’re all I need to get by/マーヴィン・ゲイ&タミー・テレル 
It’s your thing /アイズレー・ブラザーズ+

何よりルビーが劇中最後に歌う「Both Sides Now - Emilia Jones」が個人的にとても良かった、、

友人に言われ何気なく観にいった映画でしたが、素晴らしい映画に出会うことができ、良き休日となりました。

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