セルフヘアカラーの『メリット&デメリット』
こんにちは
美容師のコバです
今回は美容室でするヘアカラーではなく、自宅でする「セルフカラー」について書いていきます
メリット、デメリットともにありますので今からセルフカラーをしてみようかな、とゆう方は参考にしてください
まずセルフカラーといってもたくさん種類がありますので、一つずつ用途を説明していきます
・アルカリ性カラー・・・
一般的なヘアカラーで、髪を明るくしたり白髪染めなど一番需要のあるセルフカラーです
1剤と2剤に分かれているものがこのアルカリカラーです
・ヘアマニキュア(酸性カラー)・・・
髪の表面に付着して色をつけるマニキュアタイプのカラー
酸性カラーとも言われます
・カラーシャンプー、カラートリートメント・・・
シャンプーやトリートメントなどにカラー剤が配合してあり、シャンプーやトリートメントの回数を重ねて行く事で髪に色をつけていくタイプです
一般的にセルフカラーは白髪染めをしている方の需要が多く、上記3つだと一番上のアルカリ性カラーだと思います
ではここからそれぞれのメリットを説明していきます
セルフカラーのメリット
アルカリ性カラーのメリットは、髪の明るさを出す事ができて、カラーバリエーションが多いのがこのアルカリ性カラーです
白髪染めもアルカリカラーを選んで、根元(頭皮)まで塗布する事ができるのでしっかり染めたいとゆう方にはおすすめです
<アルカリ性カラーのメリット>
・髪を明るくできる
・頭皮につけても取る事ができるので白髪染めでしっかりと染める事ができる
・カラーバリエーションが豊富
では、2つ目のヘアマニキュア(酸性カラー)のメリットは、表面に付着する事で髪の色をつけていくので、ダメージが最小限に仕上がります
アルカリ性のカラーは髪の内部のメラニン色素を一部壊しながら色をつけていくので、ダメージが気になる方はヘアマニキュアを選ぶと良いでしょう
加えて、髪にハリやコシを出す事もできますので、ボリュームがない、髪にハリコシが欲しいとゆう方もヘアマニキュアを選択肢に入れても良いでしょう
<ヘアマニキュア(酸性カラー)のメリット>
・髪へのダメージが少ない
・ハリやコシが髪に出やすい
最後のカラーシャンプー、カラートリートメントのメリットは、簡単に毎日する事ができるとゆうところ
普段のバスタイムに気兼ねなく使用する事ができ、髪の色もちや白髪も少し程度ならカバー出来ます
シャンプーやトリートメントなので、体についても頭皮についても簡単に取る事ができます
最近ではカラーバリエーションも豊富になり一般的になりつつあり、今後需要も伸びるでしょう
<カラーシャンプー、カラートリートメントのメリット>
・簡単にできる
・カラーバリエーションも多くなってきた
・頭皮についても大丈夫
ここまではセルフカラーの特徴とメリットを簡単に書きました
意外にアルカリ性カラーとヘアマニキュアの違いがわからない・・とゆう方が多く、簡単ですが上記を参考にして頂けたらすぐにわかると思います
詳しくは以前のnoteでも紹介しておりますので参考にしてください
ではここからデメリットも紹介していきます
セルフカラーをするにあたってここは大切にしてほしいとゆうポイントも書いていきます
セルフカラーのデメリット
まず全部の商品に言えることは、ムラになりやすい、とゆうことです
美容室のクオリティを求めてしまうと大怪我をしかねないので念頭に入れておきましょう
カラーシャンプーやカラートリートメントは、ムラにはならないので注意して欲しいのは<アルカリカラー>と<ヘアマニキュア(酸性カラー)>です
一つずつデメリットを書いていきます
アルカリ性カラーのデメリットは、一番ムラになりやすい事
温度や塗布量によって色が変わりやすく時間や量を調節する事が多いところです
加えて、塗る前の準備(クロスやラップ、タオル、Tシャツ、ハケ、ブラシ、鏡など)などもしっかりしておかないといけません
時間をかけすぎてしまうと薬剤が反応しなくなり、染まりが甘かったり、逆に染まりすぎて髪が明るくなりすぎてしまった、暗くなりすぎてしまった、とゆう結果になりやすいので注意しましょう
<アルカリ性カラーのデメリット>
・準備する事、物が多い
・ムラになりやすい
・時間を意識しないといけない
では次にヘアマニキュア(酸性カラー)のデメリットです
ヘアマニキュアは髪を明るくするとゆう作用はありません
ですので、髪を明るくしたいとゆう方には不向きです
加えて、ヘアマニキュア(酸性カラー)は、頭皮や肌、洋服などについてしまうとかなり取りづらいので、塗るときなどは細心の注意が必要です
頭皮につけられないので、もちろん白髪染めで使用する場合は根元ギリギリで塗布していかなければいけません
そして、こちらもアルカリ性のカラーと同様、塗る前の準備をしっかりとしないといけません
<ヘアマニキュア(酸性カラー)のデメリット>
・髪を明るくできない
・準備する事、物が多い
・髪以外に付着すると取る事が出来にくい
最後にカラーシャンプー、カラートリートメントのデメリットです
セルフカラーといえど、シャンプー、トリートメントです
ですので、よく染まる、しっかり染まる、とゆう期待はあまりしない方が妥当です
髪質を選ぶので、何度も使っているけど染まった感じがしない、とゆう方もいらっしゃるのが現実です
加えてお風呂やバスタブで使用するので、掃除もしっかりしておかないと残りやすいので注意しましょう
<カラーシャンプー、カラートリートメントのデメリット>
・髪質によって染まりにくい
・お風呂の掃除で残りにくくしないといけない
それぞれメリット、デメリットはつきものですが、美容室での大きな出費を抑えるには<セルフカラー>は上手に付き合っていく事が大切だと思います
アルカリカラー、ヘアマニキュアなどは2000円前後で簡単に手に入りますし、カラーシャンプーやカラートリートメントは、ネットで探せば2000円以内で購入することも可能です
そしてセルフカラーは、上記に書いたもの以外もあります
例えば、部分的(一時的)に染めるマスカラタイプのも、気になるところ(白髪など)にシュッとできるスプレータイプのもの、泡で染めていくもの(アルカリタイプ)、ムラサキシャンプーやピンクシャンプーなど
挙げるとキリがないほど、たくさんの商品があります
自分の髪にあったセルフカラーを探すのは一苦労かもしれません
まずは美容師さんに相談してみるのもいい方法かもしれません
ただセルフカラーを良しとしない美容師さんは多いかもしれませんが、コストや時間などを伝えると親身になってくれる美容師さんも少なくないはずです
ここからは僕、美容師がオススメするセルフカラーの商品をご紹介します
サロンでもオススメしている商品なので、ぜひ手にとって使ってみてください
ヘアカラー(アルカリカラー)といえば<ウエラ>
こちらはヘアサロンでもお馴染みのヘアカラー剤
様々なカラーバリエーションで明るくしたり白髪染めをしたりと選べます
(薬剤の使用は皮膚のかぶれやかゆみなども考慮してご購入ください)
ヘアマニキュアは仕上がりの質感と塗りやすさを重点的に
シエロはヘアカラー剤でも多くの商品を取り扱っておりますが、ヘアマニキュアもおすすめ
カラートリートメントのオススメはこちら
なんと言ってもカラーバリエーションが豊富なエブリ
ブラックだけではなく、ブルーやレッドといったエッジの効いたカラーもあり退色した毛先にいつも違うニュアンスを出してくれます
カラーシャンプーはヘアサロンでも使用しているグッバイイエロー
シュワルツコフは長年時間をかけムラサキシャンプーを研究し、このグッバイイエローに
ブリーチ毛やすぐに色が抜けて黄色くなってしまうとゆう方にぜひ使って頂き、透明感のあるヘアカラーを楽しんでいただきたいです
おまけ
ヘアカラーの際はハケやカップなども必要
お薬を買ったはいいけど、なんかやりづらい、セルフカラーと言えど適当にしたくないとゆう方は、ヘアカラーに必要な道具を揃えておくのもOK
何度も使用するからこそ丁寧なものを揃えておこう!!
いかがでしたか?
ご紹介した商品のほか、まだまだ色々ありますが、美容師目線から失敗しにくいもの、扱いやすいものをご提案いたしました
これからセルフカラーに挑戦してみようかな、とゆう方はぜひ参考にしてください
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