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ちょっとした意識で、めっちゃ成長できるんです
こんにちは、コブです。
成長したいなら自分に期待しましょうってお話です。
「ピグマリオン効果」というのをご存知でしょうか?
これは「周囲の人々が高い期待を持つことで、被期待者の能力や成績が実際に向上する心理現象」です。
教育や職場で顕著に見られ、期待が個人のパフォーマンスを積極的に、あるいは好転させる力を持っているとされます。
基本的には「他者」に対して期待することを指すんですが、これは自分に向けたものでも効果があると思っています。
わたしがピグマリオン効果を実感したのは大学受験のとき。
当時はこの考え方を知らず、いま振り返ると間違いなくこれに当てはまります。
わたしは高校時代は野球部で、3年生の夏まで部活をやっており、受験勉強は部活を引退する8月からスタートしました。
引退間際に受けた模試での志望校は、なんとなく「有名だから」と書いた大学で、結果は「D」。
ふつうはD判定はなんの希望もない結果で、むしろ諦める結果かもしれません。
が当時のわたしは逆で、「まったく勉強していないのにDなら、勉強したら絶対にいける!」と確認しました。
模試の時点ではなんとも思ってなかった学校ですが、いざ「いける」と決めた後は第一志望に設定し、結果は合格。
いま思えばこれはまさに自分に期待したピグマリオン効果そのもの。
最近では運動習慣の継続について自分に期待しています。
科学的に実証された概念とはいえやみくもに「期待するだけで全てがうまくいく」と考えてもオカルトっぽいので、「期待することでなにがどういう影響があるのか」も意識していました。
自分に期待した結果、いちばん感じたのは「行動の優先付け」ができるようになったことです。
なんとなくそのときの気分に流されていた行動が、「いまなにを目指しているのか」を考えられるようになりました。
そのおかげかサボりたいという誘惑と戦いながら週5回ほどのジム通いができてます。
「自分に期待する」って意外とやってる人は少ない気がします。
「自信を持つ」とはちょっと違いますし、「ポジティブ思考」の一種ではあるけどイコールではない。
「自分にどうあってほしいか」だったり「目指す自分にきっとなれる」みたいな未来志向が「自分に期待する」ことだと思います。
目指すものがあったり、自信がもてない人はとりあえず「自分に期待する」ことを試してほしい。
そのとき、「3ヶ月後に5キロやせる(自分はやせられる)」とか、「次のTOEICテストで600点取る(取れる)」のように具体的な目標を持って期待するといいです。
注意点として、「期待しすぎはNG」ということ。
過度な期待は逆効果になる可能性もあるのでほどほどの期待にしてください。
ちなみに、ピグマリオン効果と対になる概念として「ゴーレム効果」っていうのがあります。
ゴーレム効果は「低い期待や否定的な評価が、個人のパフォーマンスを実際に低下させてしまう現象」です。
どうせやるなら自分に期待しましょう。
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