ドリームブルーになる前に

僕は、「自分が本気で願ったこと」は、全て実現すると思っている。

何かを本気で欲しいと思ったり、何かになりたいと強く思ったり、そういった経験は誰にでもあるだろう。

そういう風に考えたことは、多くの場合、数年以内に実現する。

逆に言えば、実現していなかったのだとしたら、「想いの強さが足りなかったのだ」と僕は考える。

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なぜそのように考えるのかというと、人は何かを強く願うと、それを達成するまでの道筋を具体的に描くようになるからだ。

ビジョンを描く。そしてビジョンから、ロードマップを考える。具体的で現実的なロードマップを描ければ、ほとんどのことは実現してしまう。

その事実は、僕たちに、あたたかい希望を与えてくれる。

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本気で憧れていた仕事につけたり、すごく好きだった人と付き合えた暁には、しばしの間、夢のような喜びが訪れる。

それは僕たちのことを精神的に充足させ、「この瞬間のために生きていたのだ」とさえ思わせてくれる。

問題は、その少し後に訪れる。

人は、本当に憧れていた夢を手中に収めると、目標を失ってしまう。そして時には、やる気を失ったり、その夢そのものも「本当にこれを必要としていたんだっけ？」と考えるようになってしまう。

言わば、マリッジブルーならぬドリームブルーである。

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人は、悲しい生き物である。

何かが欲しいと思っているのに、その何かが手に入ったとしても、一瞬しか満足できないのだ。

この「ドリームブルー」を予防するには、「本気で願ったこと」の背景を深く考えておく必要がある。

つまり、何かの仕事をしたかったのだとしたら、なぜ、その仕事をしたかったのかを考える。誰かと付き合いたかったのだとしたら、なぜ、その人と付き合いたかったのかを考える。

そういう風に掘り下げていくと、自分がそれを願った理由、つまり、自分自身の根幹について理解できるようになる。

そしてそれによって、「ドリームブルー」になる前に、次の、輝かしいビジョンを持てるようになる。

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「夢の実現」は、決してゴールではない。

あなたはきっと、まだ旅の途中にいる。

つまり、その場所は、次の未来に向けた、新しいスタート地点になっているのだ。

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「真のアーティストは、出荷する」
スティーブ・ジョブズの有名な言葉。

どんなに優れた技術があっても、どんなにいいアイデアがあっても、市場に出なければ世界は何も変わらない。

とにかく作品を作り、そして出荷すること。

全ての芸術家やクリエイターに発破をかけてくれる、熱いメッセージだ。

— コボ・コボボ (@cobo_cobobo) April 22, 2019

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