セロトニンジャの面接
「私がセロトニンジャです」
「ほう、ヒドロキシトリプタミンジャよりも優れているところは?」
「はい。あやつ、ヒドジャよりも、俊敏生に長けていると思う所存でございます」
「ほうほう。だが、あやつは身を隠すのが上手いぞ」
「ええ、ですので、私、水の中で四半時、息を止めていられるようになりました」
「ほうほうほう」
「どうでしょうか。どうか、師匠の弟子にさせてください!」
「ほほっほ。私はな」
「?」
「トリプトファンジャなのだえ」
「トリプっ、あの伝説の、トリっ」
「お前を気に入った。弟子にしてやろう」
「いいのですか、こんなセロトニンジャですがいいのですか」
「ああ、いつか、ドーパミンジャに昇格させてやろう」