コラム『とても悲しい気持ちになった時のセルフヒーリング』
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今回のコラム、テーマは『とても悲しい気持ちになった時のセルフヒーリング』です。
ふと、過去のことを思い出してとても悲しい気持ちになることがあります。
その時、頭では「もう過ぎたこと」だとか「自分の勘違いだよ」と分かっていても、心の森がどんどん焼けていくように、その火の勢いが止められないことって、ありますよね。
よく、感情を感じ切る、味わい切る、という表現がされますが、頭で感じようとすればするほど分からなくなってしまいます。
それに、『どうしよう!どうしよう!』と解決策を探せば探すほど苦しくなる・・・これはもう、法則のようなものです。
わたしのケースを、ご紹介しましょう。
ふと悲しくなったり、過去のことを思い出して怒りがぶり返してきたら。感情を感じつつも・・・『解釈』に目を向けてみます。
悲しい、ムカつく、悔しい、この感情を感じているあなたと過去のことをジャッジしたり、あなた自身のことをジャッジしているあなたは別々に存在するのです。
例えば、ある人にされたことをふと思い出してとても悲しくなった時。
頭の中では
『あの人はわたしのことをこういう風に扱った!』
『あの人は、わたしのことを結局こういう風に思っていたんだわ!』
と”解釈”していますね。
それが事実だ!と主張したい奴がいるようです。
そして、その”己の解釈”に対して
悲しい
ムカつく
辛い
と言っている、もう一人の自分がいるんですね・・・。
投影の法則というものはまさにこのこと。
わたしたちの中で泣いている存在は、自分自身の解釈に対して、悲しみ、怒り、悔しがり、辛いと言っています。
そのことに気づいたら、
”投影している他者”に対してものすごくエネルギーの矛先を向けたくなる気持ちを少しだけナデナデしながら
『あーわたしはあの出来事によって、自分をこういう風な人間だとジャッジしていたんだね』と
自分に『ごめんね』って、します。
ごめんね、とか
今まで耐えてくれてありがとう、とか
気づかせてくれてありがとう、とか
これからは違う解釈にしてみるね、とか
まぁ、色々対話するんですが
その間もまた、ふとしたらエネルギーの矛先が他者や過去の出来事に向くんですね(笑)
戦う必要はもちろんないけれど、外側に求めれば求めるほど苦しくなることが身に染みて分かったなら・・・
エネルギーを自分で受け取ってみる。
悲しい、ムカつく、悔しい・・・
『わたしはわたしをこういう人間だと決めつけていて、とても悲しくて悔しくて辛いんだ』
これを真正面から、受け入れてみるんです。
「わたしをバカにしやがって!」
↓
『あぁ、ごめんね。わたしをバカだと解釈していたね』
「わたしをないがしろにしやがって!」
↓
『あぁ、わたしはないがしろにされる人なんだという解釈をしたんだね』
他者に対して決めつけたくなる時ほど
自分自身にものすごく言っていたり・・・
潜在意識には自他の区別がないため、Aさんが自分に対して思っているだろうこともBさんが自分に対して思っているだろうことも、
全て自分自身へのジャッジになる。
だから、あなたのことを他者がどう思うのかは自由なので放っておきましょう。
その代わり、
あなただけはあなたのことを
いつも嬉しくて元気の出る評価を
してあげてくださいね。
しばらくこれやっていると、じんわり内側から気持ちいい温かさがやってきます。
ぜひ、トライしてみてくださいね。
今回のコラムはここまで。
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先日、コア学研究所プレミア会員限定のワークショップを開催しました。
テーマはお金だったのですが・・・「コア・マネーワーク」というものでして、このワークをやると自分の奥にあるお金の本質がブワーって湧いて出てきます。
そのエネルギーに触れていると、本当にアガるし、気持ちがよく、豊かなエネルギーでいつだっていられる(お金を許可できる)んですね。
で、こういうワークをやった時や、ワークじゃなくても何か良いこと楽しいことテンション上がることがあった時に・・・
『ちょっと浮かれてちゃダメだよ』とプレッシャーをかけてくる奴、皆さんの中にはいますか?
わたしはいます(笑)
・休みが続くとなんかしなきゃいけない気がしてくる
・すごく楽しいことをした後はなんか、やるべきことをやらなきゃいけない感じがする
・楽しいことだけを連続でやると罪悪感を感じる
・テンションが上がっていると自分を沈めたくなる
・良いことがあったら誰かに何かしなきゃいけない気がする
そんなことがあったらば、あなたの中に”ちゃんとしなさい”とか”仕事をしなさい”とか”人のためになることをしなさい”というプレッシャーをかけてくる奴がいることになります。
自分の中にある恐怖心や完璧主義、不安や恐れ、喜びエネルギーへの免疫のなさなど、いろんな理由があってこのプレッシャーは生まれているのですが、
どう付き合っていけば良いでしょうか。
わたしの考えでは(コア学的に言えば)、自分の中にこのようなプレッシャーをかけてくる存在に気づいたらとにかく「対話」をして欲しいんですね。
『おやおや、なんで嬉しい気持ちでいちゃダメなんだ?ちょっとくらい良いじゃないか』
『そんなに焦って仕事しなくたって、十分やることやれているよ、安心してよ』
『自然に落ち着く時は落ち着くんだからさwどうしてそんな風にするのかなぁ?』
という感じで・・・
ごく自然に友人と対話するように、話してみて欲しいんです。邪険に扱うでもなく、ただ普通に言いたいことも言って良い。
プレッシャーをかけてくる奴に出会うたびに、言ってやるんですよ。
『大丈夫、あなたが思っている以上にやることやれているから』
『大丈夫、必要な時になったらわたしはちゃんと動くことができる人だから』
『大丈夫、今までも何も問題が起きなかったでしょう?これからも大丈夫』
『大丈夫だよ、わたしはあなたが思うより、ちゃんとやれているよ』
この対話の繰り返しで、プレッシャーをかけてくる奴が出てきたとしてもコントロールされなくなります。
内側が自由になります。
怯えていたり怖がっていたり不安がっているだけなんで、寄り添って話しかけて、友達になってあげましょう。
ぜひ、意識的になって話しかけてみてくださいね。
秦由佳
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