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何故、自信が持てないのか?そして、自信を持つ方法とは?
クライアントさんからよく、「自信が持てません」と言われます。
自信が何故持てないのか?そして、それを持つ方法に対する僕の考えをシェアします。
よく言われる自信の持ち方とか(ざっと読み、おさらい用くらい)
まずは、一般的によく言われることを書くので、場合によっては、次の目次「ここからが本題。自己肯定感とのつながり」まで飛んでください。
自信とは、自分を信じられるかどうか?
自分を信じられない=自信がない。
自分を信じられる=過去に達成済みとか、達成が容易に予測できる状態
と言えると思います。
では、どうすれば自分を信じられるようになるのか。
それは、自分を信じられる領域の拡大。
つまり、達成領域の拡大。「俺はこれができた」があれば、類似例は自信を持って取り組めます。
達成領域を拡大する方法は、“覚悟を決める”です。
自信は待っててもきません。
なので、とにかく失敗を恐れずガンガンやってこ!ってことですね。
僕たちは毎日が初体験で、未知の世界を生きていて、今日死ぬかもしれないんだから、
挑戦したいことがあるなら、「ゴタゴタ行ってないで、覚悟決めて、やろう」です。
その時のコツは、挑戦を小さくしてみること。
いきなり、拳で瓦を20枚一気に割ってください。って言われても厳しいと思うので、
まず1枚。みたいな。
やったことがないことほど、挑戦をできるだけ小さくしてみるのがいいですよね。
「小さく始める」
そうることで、覚悟を決めて、挑戦していく。
そして、達成領域を拡大し、「できるかも」を増やしていくと。
ここまでは簡単。誰でも理解していること。だし、よく言われていること。
ここからが本題。自己肯定感とのつながり
その上で、「自分には“これができた”がない」って言う人結構います。
そう、つまり、
「自分は大したことやってきてない」とやたらと過去の達成に対する自己評価が低い人がいます。
これ、何が問題かというと、
覚悟を決めてやる以前の問題で、そこでやっていくためのスタートラインにたてない。
ただただ、もったいないんですよね。
ドラクエで魔王を倒す力があるのに、スライムしか倒さないとか、
ミスチルなのに、田舎のカラオケでしか歌わないとか、
ようは、その人のポテンシャル(やりたいこと)をやれば、自分➕多くの人が笑顔になれるのに、それが「できない」と決めつけて、そこにチャレンジしない。
ミスチルなんだから、ドームで歌えよ、みたいな。
歌いたいと思っているんでしょ?と聞くと、
「うん」と言う。
じゃぁ、「やろうよ」って言うと、
「できない」と言う。
「なんで」って聞くと、
「自信がない。」と答えるみたいな。
いやいや、あんた、ミスチルっすよ!!みたいな。(僕はミスチル大好きです笑)
そんな自信ないミスチルさんに、もっと聞くと、
「何で自信ないの?たくさんの人が評価してくれているよね?」と言うと、
「信じられない。自分ではそうは思わない。やってきてない。」と言う、
俗にいう、「自己肯定感が低い」状態ですね。
こうなると、本当はできる力があるのに、本人はやりたいのに、求めてくれている人もいるのに、「できない」という状態なる。
だから、問題なんです。本人はやることを望んでいるからこそ。
そう言う人に、「覚悟決めろ」と言っても、できないんですね。
だって、「できない」んだもん。
では、どうするか。
コーチングでもよくあるので、悩むのですが、
スーパーできるだけ客観的に自分を認識する、というのは一つ良い手段だと思っています。
スーパーできるだけ客観的に自分を認識する(離見の見 by 世阿弥)
離見の見。(世阿弥の有名な言葉ですね)
「客観的に自分を見ることが大事だよ」ってことです。
セルフではなかなか難しいので、人に手伝ってもらうといいと思います。
自分を他人と認識します。
他人からみて、自分はどう見えているのか、それを羅列していきます。
●どんな見た目か(仕草・服装・体格等すべて含めた印象)を客観的に羅列
さらに、
●どんな言動をしているか(内容・声のトーン・口調・喋り方・声色等すべて含めた印象)も客観的に羅列します。
そうすると、人から見た自分ちゃんが見えてきます。
●そして、その人(自分)の行動の特徴を羅列していきます。
ここが一番ポイントで、自分らしい特徴的な行動(人から言われること)を羅列します。
ここで、自分の主観とかできるだけ入れないでください。
・人から上手と言われること
・人からよく頼まれてやること
・人からよく指摘されること
そんなところを振り返ってみるといいです。
さらに、それらをできるだけ細かく、状況を切り分けて。
例えば、会社員なら、会議・プレゼン・朝礼・昼休み・デスクワーク・・・etcとかですね。
それらの中でどんな行動をしているか。
●そして、最後にその人(自分)がいる・いないで、そのチームや職場、世界がどう変わるかを客観的に評価していきます。
それも、チームメンバー・上司・顧客・同僚等様々な人の視点から。
それが、その人(自分)のリアルに近い評価です。
それを認識します。ミスチルが、ミスチルであることを認識します。
そうなると、「自分て意外にいけてんな」とか「こう見えているんだ」
と今の立ち位置を結構正確に認識することができます。
そう、この正確な自己認識が持てると、
「ドームで歌うためにどうしたらいいか?」みたいに、自分の素直な「やりたい」に向かうにはどうすれば良いかと考えだすスタートラインにたてたりします。
まとめます。
自信は自分を信じられるか。
自分を信じる覚悟をすること=自信を持って進むこと。
毎日が未知の体験だし、今日死ぬかもしれないんだから、覚悟を決めてやるしかない。
それでも、「やりたい」よりも「できない」が先行する自己肯定感低い状態の人は、
スーパーできるだけ客観的に自分を認識(離見の見)する、といいです。
あ、意外に自分も捨てたもんじゃない。とか、自分の今をしっかりと納得して認識できるので。
そうすると、「やりたい」をやるためにどうしたらいいか?を考え始めることができます。
それが、挑戦につながり、成果につながり、いつの間にか自信につながっていきます。