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内向的な人がコーチングで自分を変えた結果
こんにちは、コーチの中原です。
今日は「内向的な人がコーチングで自分を変えた結果」というテーマでお話しします。
コーチングで自分を変えたいと思っている方や、内向的な自分を変えたいと思っている方は、ぜひ最後までお付き合いください。
内向的な自分を変えるとは
ということで、内向的な人がコーチングで自分を変えた結果というテーマですが、これは私自身の体験です。
私はnoteやブログやYouTubeでも、自分のことを内向的な人間だと言っているのですが、この内向的な自分の性格をコーチングで変えようと考えたのです。
結果から言うと、上手くいきませんでした。
残念ながら上手くいかなかったのです。
「えっ、失敗したということですか?」とか、「内向的な性格はコーチングでは変えられないのですか?」ということになるかと思いますが、そうではありません。
結論を言うと、自分が
内向的だからできない
内向的だから〇〇が難しい
内向的だからこれまで苦労してきた
と思っていたことは、コーチングを使って自分に向き合い、自分の良いところ、悪いところ、魅力や武器をしっかり理解し、脳と心をうまく使えるようになったことで、すべて解決しました。
もっと言うと、すべて手に入りました。
ですので、上手くいっているのです。
上手くいっていますが、「コーチングで内向的な自分や性格を変える」と考えると上手くいかない可能性があるので注意が必要ということです。
そもそも内向的とは
その内容をお話しする前に、内向的とはどういうことか、その定義を共通認識として持っておきたいと思います。
内向的とは、興味や関心が自分の内側に向かう状態を指します。
自分の内面を重視する傾向があり、外部の他者や周りの人に興味や関心を持ちにくい。
他者との接触を好まないという傾向があります。
自分が内向的だと思っている人からすると、「まあそうだな」と思うかもしれませんが、この内向的な性格は悪いことではありません。
もちろん何ら問題はありません。
では、どういう時にそれが問題になるのか、問題が表面化してくるのかというと、
新しいチャレンジをする
新しい環境に飛び込む
新しい人と積極的につながる
必要が出てきた時です。
内向的な人にとっての非常事態
このような時に内向的な人にとっては有事です。
経験にもよりますが、平時と違うのでどうすればいいのか分からないのです。
アウェー感が強く、まさに非常事態です。
その原因がよく分からない、よく見えないから
「内向的な性格が悪いんじゃないか?」
「この性格を変えればいいんじゃないか」
と考える人が多いと思います。
原因のはっきりしないことに遭遇すると脳は「こんな自分が悪い」と自己否定を始めます。
脳はサボる(思考を節約する)のが天才的に上手いのです。
持って生まれた気質や特性は変えられない
でも、よく考えてみて欲しいのです。
内向的な性格や気質は、恐らく持って生まれたものであり、基本的にはそれを調整することはできても、完全に取り除くことはできません。
内向的から外向的へ、反対の性質にすることはできないのです。
では、内向的な性格は変わらないのかという話ですが、基本的には変わりません。
しかし、チューニングは可能です。
さらに言えば、内向的な性格がゆえに良かったこともたくさんあったはずです。
私も内向的な人間ですが、小学校の頃は魚釣りや熱帯魚を飼ったり、ジグソーパズルが好きでした。
本当に一人の世界が好きな子どもでしたね…w
中学生以降は音楽に目覚め、ギターを始めました。
多少仲間とのつながりを意識し始めましたが、やはり内向的です。
何かを作る、楽曲制作などは、内向的な人に向いていることが多いです。
内向的な性格は決してネガティブな要素ではありません。
自分の中に基準があり、こだわりが強いことは、何かを作る職人やエンジニア、アーティストには大きな強みとなります。
自分の納得したものが作れたときの喜びは強いし、それを大切にします。
私の人生を振り返ると、この喜びが欲しくて生きてきたと思います。
内向的な自分に見えていなかったもの
しかし、内向的な性格ゆえに弱かったり、見えていなかった部分もあります。
それは周りの人と気持ちを共有する喜びです。
周りの人と何かを共有する喜びを知らなければ、周りの人が喜んでくれても、自分では喜べないことがあります。
正確には自分のこだわりや基準が強いので、そちらを優先してしまい共有する喜びが盲点になりやすいのです。
自分にあるものは認め、足りないものは育てる
内向的な性格を変えることはできませんが、外向的な自分を育てることで、人との共有の喜びを知り、社交性を育てることができます。
それができれば、内向的な自分を否定せずに、自由に生きることができるのです。
自分が内向的だからできないのではなく、内向的な自分を認めて受け入れた上で、外向的な部分を育てていけばいいのです。
そうすることで内向的な性格を否定することなく、理想の自分に近づけるのです。
どんな気質や特性も使い方や環境によって弱みにもなれば、強い武器にもなります。
重要なのは使い方です。
持って生まれたものを否定することは百害あって一利なしです。
今回は「内向的な人がコーチングで自分を変えた結果」について解説しました。いかがでしたでしょうか。
内向的な人の中にも外向的な部分はあります。
それが今までは上手く発火していなかっただけ…と考えてみてください。
自分の世界観や生き方を否定することなく、必要な社交性を手に入れる方が絶対楽しいし、結果的に上手くいきます。
ぜひ試してみてください。
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