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僕がビビりながらも、やりたいことを実現できた方法【スモールステップの法則】
こんにちは。
ライフキャリアコーチMasakiです。
大手人材会社で働きながら、副業でコーチングをしています。
※来春独立予定
前回の投稿で、これまでやってきた「一番やりたいこと」じゃないことが、実はやりたいことへの「スモールステップ」になっていた、という話をしました。
※スモールステップとは、「目標を細分化して簡単な内容から小刻みに達成していくことで、最終目標に近づいていく手法」のことです。
今日は僕のやったスモールステップについて、前回の「事例1」をベースにもうちょっと詳しく紹介してみます!
やりたいことがあるけど、いきなりチャレンジするのは怖い
と思っている人の参考になりますよーに!
それでは、いきまーす!
僕がやりたかったことと
僕は新卒の就活中にやりたいことを見つけたんですが、
残念ながら希望の業界(人材業界)には行けず、
小売業界の人事としてスタートを切りました。
僕がやりたかった仕事はなにか?
それは、「個人の力になれる」ような仕事でした。
新卒の就活で、一年間面接に落ち続けて苦しかった時、
キャリアカウンセラーがやさしく話を聞いてくれて、
僕の想いを実現する方法を一緒に考えてくれたんです。
社会に否定され続けて落ち込んでいた僕がどんなに救われたか。
どんなに嬉しかったか。
だから僕も、そんな一生懸命な人の背中を押してあげられるような仕事をしていきたい。
そう思って、社会人のスタートを切りました。
人事も「就活に関わる仕事」だし、ここで経験を積んでいつか僕を救ってくれたキャリアカウンセラーの人みたいな仕事をするぞー!って思ってたんですよね。
でも、新卒採用の仕事をしている僕は、
正反対のことをやっていました。
いわゆる面接官は、
「自社に貢献してくれそうな人材」を
面接のなかで見つけ出し、内定を出していきます。
つまり、僕が力になりたいと思っていた
「頑張ってるけどうまくいかない」
人たちを落としていく仕事なんです。
考えれば当然なんですが、
自分がされて辛かったことを
自分がする側になっている。
この事実は、結構辛かったです。
※ちなみに現在では、「採用する側の視点」を人事として鍛えることができたのはとても良かったと思っています。だけど、やっているときにはなかなか気づけないもんなんですよねー。。。
だから、早く「自分が本当にやりたいこと」にチャレンジしたいと思ってました。悩んでる人に寄り添って、背中を押すことができるようなことに。
だけど当時の自分には全く自信がなかったので、そのチャレンジはとても無謀なものに思えていたんです。
まぁ、当たり前ですよね。1年間面接に落とされ続けてから、まだ半年も経ってないんですから。
なので、僕はまず人事として社会人経験を積みながら、それ以外の時間も使ってやりたいことに近づいていくことにしました。
具体的には、「今できることから」はじめていきました。結果的に時間はかかりましたが、チャレンジするための自信と勇気を付けていくのにはとてもよかったんだと思います。
「今できそうなこと」からやってみる
さて、「今できそうなこと」とはどんなことか。
20代の頃の僕は、仕事以外にこんなことをやりました。結果的に、ちょっとずつ自信や勇気がついてきて、30歳でキャリアカウンセラー業に転職する決意ができたわけです。
●コーチングセミナーへの参加
●コーチングセミナーの運営手伝い
●ワールドカフェの運営団体を立ち上げる
●就活支援団体を運営団体を立ち上げる
なんかこうやって書いてみると、
「すごい、自分には無理!」
って思われちゃうかもしれないですが、
そんなことないです。
僕も最初は色んなことが怖かったです。
知らない人ばかりのセミナーに参加してみることも、自分が運営側にまわることも、自分が主催したイベントを提供することも、1000円でもお金を頂いてしまうということも・・・。
※特にあとの2つはめちゃめちゃハードル高かったです。
だけど不思議なことに、ひとつ経験を積むごとに段々と「あれもやりたい」「これもできそう」という気持ちが勝つようになってきました。
冒頭に書いた、スモールステップ効果なんだと思います。
さて、ここからはそれぞれの取り組みをもう少し詳しく説明します。
僕が最初にやった仕事以外のことは、北千住でやっていた1回3,000円のコーチングセミナーに参加すること。
なんでセミナーだったかというと、新卒の就活中に受けた「就活セミナー」が刺激的で面白かったので、社会人になってからも何かのセミナーを受けたいと思っていたことがきっかけです。
コーチングのことは全然知らなかったんですが、近くて安くて、なんかコミュニケーションに関することが学べそうだ、っていう軽い気持ちで参加したんですよね。
それが、今の独立に繋がっていると思うと、ほんとに人生何が転機になるか分からないなぁって思います。
まぁそんなこんなで、コーチングセミナーにはそこから1年くらい通い続けました。
セミナーに参加するくらいなら、当時の自信がない僕でも難なくできたわけです。でも、ここから色々と繋がっていくわけなのです。
やる度に、チャレンジすることヘのハードルが下がってきた
コーチングセミナーを運営している人達がすごく素敵だったので、僕はそのまま運営の手伝いに入ることになりました。
「タダでセミナー受けられるぞー」
という不純な動機もありましたが。笑
最初は「運営する」ことの厳しさに日和ったこともありましたが、2年くらいやっていると段々自信が出てきて、「自分でもやってみたい」という気持ちが湧いてくるんですよね。不思議なもんで。
僕は自然な流れで「自分でもなにかやってみたい」と口にしていました。でもコーチングの講座を開けるほど、自分には知識も経験もない。さてどうしたものか。
そしたら、知り合いの経営者が「ワールドカフェなら専門性もいらないし、キミにもできるんじゃない?」と言ってくれました。
ワールドカフェというのは、大人数でグループをシャッフルしながら対話を繰り返していくワークショップのようなもの。
会議室のような堅苦しい空間ではなく、カフェのようなリラックスした空間で沢山の人と対話をしていくことで、色々な価値観を融合させて沢山の発見をしていこう、というものです。
いざやるとなると緊張しましたが、僕は自らテーマを決めて知り合いに声を掛けながら実現にこぎつけました。
第1回のテーマは、確か「5年後の自分についてイメージする」というものだった気がします。
知り合いが知り合いを呼んでくれて、20人くらい集まってくれました。
正直最初は司会もボロボロでしたが、「人生の主人公として生きていくために、対話を通して自分を知っていく」という僕のコンセプトに賛同してくれた人が「運営一緒にやりたい」と名乗り出てくれました。
そこからメンバーも増え、最終的には8人が運営に関わってくれて約2年ほど運営することができました。
ちなみにワールドカフェの参加費は1000円に設定していました。正直1円でもお金をもらうことに恐怖心があった僕でしたが、この経験で「価値を提供していく」楽しさと団体運営についての自信がついたのは間違いありません。
そして、僕はついに「一番やりたいこと」にチャレンジしてみることにしました。とはいっても転職ではなく、ボランティアとして。
キャリア支援の仕事をしている親友と2人で、新卒向けの就活支援団体を立ち上げたのです。
人事として採用の目線もついてきた、社会人5年目頃のことです。
とはいっても大規模なことはできなかったので、仕事終わりに都内のびっくりドンキーとかでキャリアカウンセリングしたり、土日に就活セミナーを開催したり。
2年やって10人ちょっとと関わっただけでしたが、一生懸命に取り組む彼らのことは心から応援しました。そして同時に「僕が本当にやりたいのは、こういうことだよなぁ」と確信めいた気持ちが湧いてきたのも覚えています。
そしてその2年後、ついに僕は念願のキャリアカウンセラーの仕事にチャレンジすることができたのでした。
経験を重ねることで、自信と勇気を持つことができる
自分にまったく自信のないところから、それでも経験を重ねることで僕は自分にチャレンジすることの許可を下すことができました。
最初は、ほんとうに何も持っていませんでした。
でも、何気なく参加したコーチングセミナーからすべて繋がっているんです。最初は運営の手伝いをする、というところからでした。
2年やり続けて、自分でもなにかの運営ができるかもしれないという気持ちになりました。
ちょっと勇気を出して、ワールドカフェを運営してみました。
そしたら、共感する仲間と「自分でなにかを運営する」という自信が手に入りました。
そして、その自信を使って親友と二人で就活支援団体を立ち上げました。
そこでは、改めて一生懸命な個人を応援する喜びと楽しさ、自分の仕事において何が大切なのかを改めて見つめることができました。
そんな経験達が、僕の中に小さな自信となって積み上がり、
最後には自分の背中を押してくれました。
一番大切なのは、自分が思う方向へ動くこと
自信のない僕は7年掛かってしまいましたが、
人によって時間差はあると思います。
僕がこの7年間で学んだことは、
自分の本心が分かっているなら、
なんでもいいからその方向に動いてみることが
大切だということです。
色々なチャレンジをしてきた20代ですが、
常に僕の頭にあったのは、22歳のときの想いです。
「一生懸命な人の背中を押してあげられるようなことがしたい」
人生変えるぞ!って決意したのに何からやればいいか分からないような人。
一歩踏み出してみたけど、うまくいかないとすぐ元の自分に戻っちゃう人。
頑張って勉強するんだけど、するたびにすごい人と自分の差が明確になって落ち込んじゃう人。
ものすごく努力し続けてるのに、「まだまだ」と言ってなかなか自分を認められずに自分をすり減らしていっちゃう人。
「自分らしさ」をどういうフィールドで表現したらいいのか分からず、立ち往生して悩んでいるような人。
自分が不器用に悩みながら進んできた道だから
その状況の辛さを誰よりも知っているから、
他の誰でもない自分が、その背中を押してあげたいと思ったんです。
だけど・・・、
どうすれば、それを実現できる自分になれるのか。
どうすれば、それを実現する方法に辿り着けるのか。
そんなことは、頭で考えてても分かりません。
動いてみて、社会に触れて、人に触れて。
経験を重ねることで、見えるものが増えるんです。きっと。
いま、チャレンジすることに躊躇しているあなた。
僕にはあなたの気持ちがとてもよく分かります。
頭では分かってるんだよね。
でも、まだそんな勇気は持てない。
だから、後まわしにしてしまう。
それはね、当然なんです。
人間って、環境を変えたり、自分を変えたりすることがとても怖いんです。「心理的ホメオスタシス」っていうそうですよ。
※前回はヨナ・コンプレックスって言いましたがほぼ同じ意味です。
でもだからと言って、その場所にとどまっていてもモヤモヤは収まらない。きっと、どこまでも追いかけてくるんです。ヤツは。
なら、ちょっとでもいいので踏み出してみましょうよ。
理想の地が100m先にあるとして、
いきなり100m先を見ると「無理だ」と思っちゃう。
だから、まずは1mでもいいから動けるものを探してみる。
「いきなりあそこまでは怖いし難しいから、まぁ・・・これくらいなら」と思えるものを見つけて、腰が引けててもいいから足、出してみましょう。
そしたら、次の1m先の場所が見えてくるんです。
いまの場所からは見えないんです、不思議なことに。
そんなことを繰り返していったら、
100m先に見えていた場所は、
次の1mで辿りつける場所になっているかもしれない。
そうやって、僕も今の場所まで歩いてきました。これからもビビりながら、でもちょっとずつ歩いていくつもりです。
今日の記事が、最後まで読んでくれたあなたの、
一歩を踏み出すきっかけになりますように。
Masaki
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