【細野さんへ:96ページ】長所とは、環境によって変わる希少性のこと
前回の細野さんの投稿で、
という部分が気になったので、今日は「長所」について最近思うことを書いてみたいと思います。
独立してから、
「やると決めたことをやり切る力すごいですねー」
「議事録にまとめる力すごいですねー」
と言われることが増えました。
フリーランス仲間に、いわゆる「長所」を認められたことになります。
僕個人的には、15年の会社員生活で、
「期限までにやるのは当然」(だって怒られるから)
「議事録取れるのは当然」(だって同じ会社の人みんなやってるから)
という感覚でいたので、最初に言われたときはびっくりしました。
だけど、会社員として当然だと思っていたことが、フリーランスになった途端に「すごいですねー」と言われるようになる。
つまり当たり前だと思っていたことが、自分の長所になる。
そんなことを考えていたら、ひとつの結論に辿り着きました。
長所とは、絶対的な概念ではない。
自分と周囲の人を比較したときにのみ現れる、
「希少性」のことではないか、と。
海外に行ったときに「日本人である」ことが、自分のアイデンティティになるのと、同じ構造だと思います。
そう考えると、自分の長所を知るためには、自分以上に「周囲の人達」をよく観察することが大事なのかもしれないですね。
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