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【細野さんへ:72ページ】僕は「選択できる子ども」を育てていくことが重要だと考えます



いやー、宮崎に行っちゃう細野さんのアクティブさ!

見習いたいです^^ 景色も本当に良さそうですね。


さて、頂いた質問はこちら。

これから大人になる子どもたちに対して、山崎さんならどんなふうに育てていくべきだと思いますか?

めちゃめちゃ重厚なテーマですな。


***


我々は過渡期にいるんだと思います。

そもそも戦後の学校教育は、「工場モデル」と言われる製造業を発展させる目的でなされてきた、という説がよく語られています。

いわゆる、次の5つの要素を重要視しています。

「勉強ができる・素直・我慢強い・協調性が高い・上司や先生の言うことをよく聞く」


この教育や、実際に就職して身を粉にして働き続けた人たちが、戦後の高度経済成長を支えました。

しかしバブル崩壊後、失われた10年(30年?)を経て日本社会はどんどんと変わってきます。

しかし教育のベースはそのまま。


社会は変わったけど、教育は変わらない。

これが、学生から社会人になって感じるギャップの正体なんですよね。


じゃあこれからの子どもたちにはどんな教育が必要なのか?

僕は専門家ではないので、あくまで主観的な話にはなりますが「選択できる子ども」を育てることが大切なんじゃないかと思います。


現在はいわゆるエスカレーター的に、

義務教育→高等学校→大学/専門学校→会社へ就職

というラインがいわゆる「常識」です。


だけど社会にはサラリーマンもいるし起業家もいる。

フリーランスに複業家、自営業者もいます。

会社員だって、これからはどんどん副業をするかもしれない。


これだけの選択肢があるのに、

「自分はどんな風に生きたいのか」

「そのためにはどんな選択をすべきなのか」

を考える機会があまりに少ないのは問題だと思うんです。


「自分には選択肢がある」

「生き方のモデルはたくさんある」


これを伝えていくことと、選択できるような地力をつけさせることがこれからの教育においては大事なんじゃないかと思います。

本来はゆとり教育がその理念に近かったはずなんですが、社会との壁があり過ぎて現場では対応しきれなかったと・・・難しいところです。


社会人経験者がどんどんと教育の現場に入っていけたらいいなぁ、なんて思ってます♪


細野さんは、今の中学生や高校生に「社会で働く」ことを伝えられるとしたら、どんなことを伝えたいですか?



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山崎 将吾|ライフキャリア
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