【細野さんへ:100ページ目】人と人が関わる中で、その人の志や想いに触れる瞬間は僕にとってたまらない時間でした
100ページ目の記念すべき日と、2022年2月22日という記念すべき日が重なったことを嬉しく思います。笑
TOP画像も今日まで。
まだまだ寒いですが、次回細野さん作の春らしい画像に出逢えることを楽しみにしています(^0^)
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前回の投稿で、僕は「対話」が好きだということを書きました。
それが仕事における哲学に近い、とも。
いったいどうして、僕は「対話」にこだわるようになったんだろうか。
そんなことを考えていたら、2つのエピソードを思い出しました。
ひとつめは、大学生の頃。
最初に仲良くなった友達のグループのなかに、いけ好かない奴がいました。
ちょっと偉そうで、やんちゃな癖に政治のこととか語ったりして。
僕はそいつのことがあまり好きじゃありませんでした。
だけど、
だけど卒業する頃には大親友になっていました。
なぜそんなことになったのか。
その理由が「対話」だったんです。
大学生活のなかで、
そいつとアツく語り合った回数は10回20回ではありません。
時には言い争いもしました。
ケンカもしました。
だけど、お互いの意見を認め合っていました。
だからこそ、対話を重ねるなかで自然に相手の深いところに入っていきました。
相手のことをより深く知れたから、大好きになったんです。
いいところも、悪いところも。
第一印象で判断して、深く関わることを避けていたらこんな関係には辿り着けませんでした。
もうひとつは、社会人1年目の頃。
小売業界の、ある会社で僕は人事として社会人のスタートを切りました。
就活で面接に落ちまくった悔しさから、毎日毎日必死に働きました。
それこそ、毎日が午前様でした。
そんななか、本社管理部門という仕事の特徴もあってからか、僕から見て会社の人達は「あまりやる気がない」ように見えたんです。
僕は尖っていました。
上司に「なんでウチの会社の人達はやる気がないんですかねぇ!」とプリプリ愚痴をこぼしていました。
今となっては恥ずかしい限りです。(ナニサマヤネン、オマエ・・・)
ところが、ある日そんな先輩の一人とランチに行きました。
そこで僕は不躾にも「先輩はどんな想いで働いてるんですか?」と聞いたのです。失礼なやつ。
その先輩の返答は、僕の想像を裏切りました。
そう、いい意味で。
日頃、やる気がなさそう(に見えた)先輩の中に、仕事への強い想いや志が詰まっていたんです。
そこから、二人ともアツくなり「会社をこうしていきたい!」みたいな話で盛り上がりました。
気づけば昼休み終了の時間を過ぎており、一緒に気まずくオフィスに戻りました。
その日から、僕はその先輩のことが好きになりました。笑
単純なんですが、その人が持つ志や想いに触れると、僕はその人のことがとても好きになるようです。(前にも書いたかも)
対話が好き、というのは、まさにそういう機会に沢山出逢えるからなんですが、そのきっかけとなったエピソードが20代前半にあったのです。
人と人が関わる中で、その人の志や想いに触れる瞬間は僕にとってたまらない時間でした。
コーチングをするようになった今、仕事のほとんどがそんな時間になったのです。
「哲学」と言えば大袈裟ですが、自分のこだわりをかたちにできていることをこの上なく幸せに思える、今日この頃です。
ということで今日はたっぷり自分語りになりましたが、ぜひ新しい100回のスタートに、細野さんの話をたっぷり聴かせてください。
前回、「誠実であること」を大切にしたいと言った細野さん。
どうして誠実であることが大事なのか?
その背景を、ぜひ聞いてみたいです^^
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