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こんにちは!コーチングライフ代表のりょっちです。

コーチングライフをスタートして約3年。自由に楽しく続けてきたコミュニティですが、不意に「ミッションビジョン決めてみよう!」と思い立ちました。そこで、コミュニティメンバーでもありコピーライティングを仕事にするひろとくんに協力依頼をして、想いの込めた言葉を作りました!

思い返すと、ここ1,2年は「コーチングライフはどこへ向かっていくのか?」という問いに何度もぶつかってきた日々でした。元々は「コーチングを学びたいと言っている知人にコーチングを教える」という目標のために作ったセミナープログラムがきっかけ。お試しで始めてみたら想像以上に反響があり、気づけはセミナーは8期まで回を重ね(2023年8月現在)、100人以上の人へコーチングを伝えてきました。けれど3年も経ってみれば、元々の目標はとっくの昔に叶っていて、気づけば思いつくままにゆらゆらとコミュニティ活動をしていました。この過程も探索的に楽しんでいましたが、向かう先がはっきりしていないことから、「何のためにやってるんだっけ?」「本当にやりたいことだっけ?」といった思いがふと、頭をよぎるものでした。

今回作ったものは、メンバーにもたくさん意見を聞きながらかなりの時間をかけて出来たもので、現時点で妥協なく心から納得した言葉たちです。

内向きの発信ではありつつ、コーチング自体がわかりにくい中「コーチングライフって何してるの?」とよく聞かれることもあったため、これからコーチングライフに出会ってくれる人に向けても書き記しておきたいと思っています。

ビジョンに込めた想い

ーーー  私の願いから、私たちが響き合う物語を。ーーー

「願い」

願いという言葉をミッションビジョンの中心に据えました。願いという言葉を大袈裟に感じる人もいるかもしれないですが、敢えてこの言葉です。

これまでたくさんのコーチングをしてきて、多種多様な人の悩みに触れてきました。自分にも当てはまることですが、彼らの悩みを辿っていくと、いわゆる理性と感性といったものの間にズレがあり、同じ方角を向いていないことが多いのです。時には理性に傾倒し、時には感性に振り回されて、私たちは知らず知らずのうちにそのどちらかを無視して苦しくなってしまいがちです。

願いとは、理性と感性の両方が「私はこれを確かに大切にしたい」と考え、感じることのできるセンターピンとも言えるかもしれません。願いは自分だけの一貫したエネルギーの源であり、私という物語を紡ぐために必須なものだと思っています。

願いは主観的なものであり、自分だけの形であっていい。今は見えなくても人生を歩む中で見えてくるものでもあるだろうし、変わりゆくものでもある。今この瞬間、願いがわかっていることが偉いということではなく、「自分の願いは何か?」という問いに日々気づきながら生きていくことを大切にしたいです。


「私から私たちへ / 響き合う」

「私たち」とは、コーチングライフのメンバーであり、その先の知人、社会、世界まで思いを馳せています。

1人ひとりの人格は、相互に影響し合う全ての関係性の中から構成されています。関係性の中に生きる私たちにとって、願いは自らの中に留まることはなく、自然と身の回りの人に影響を及ぼします。世に溢れる不安や焦り、他者比較などからくる殺伐とした感覚を震わせるのではなく、1人ひとりが抱く純粋な願いが響き合い、私たちが心地よく交差する物語が増えていけばいいなと思っています。


「物語を。」

コーチングライフは、世界を変えるためではなく、個人個人の物語を支援する場として存在しています。

ビジョンを作るにあたり、「どう世界を変えたいのか?」としきりに考えたものですが、結局はエネルギーの乗る想いは生まれませんでした。そのため、世界をこう変えたいという画一的な思いは設定していません。ただ、世界を構成するのは言わずもがな1人ひとりの人間、私たちです。個々への向き合うコーチングという営みを愛するからこそ、私たちはあなたがが紡いでいく物語に焦点を当てていたい。その物語から生まれる響きがたくさんの人の物語と重なり、共鳴して行った先に、世界がより素敵なものになっていくのではないか、という想いだけは確かなものです。


ミッションに込めた想い

ーーー  願いと共に始まる、今日をつくる。ーーー

「願うだけではない。今ここにある今日を生きる。」

ミッションは、「ビジョンに向かうために日々体現したいことであり、使命である」という捉え方をしています。
意識的だろうが無意識的だろうが、私たちの思考や行動の底には願う気持ちが必ずあります。その願いに気づいていることはとっても大事ではありながら、願いはあくまで起点です。願うだけでは現実は何も変わらないのも事実。私たちが日々体現したいのは、願いに向かって今日この瞬間を生きていくことだということです。

今ここを大切にする。

これは一時の感情に任せて刹那的な生き方をするということではありません。自分の成したいことに向けて、今日この瞬間を大切に生きるということなのです。


Mindに込めた想い

MindはCredoにあたる概念です。そのため、コミュニティメンバー1人ひとりの行動指針として大事にしたい心持ちを意図して作成しています。

Be Coach

「コーチであれ。」あえて抽象的な”コーチ”という言葉を思い切って採用しました。

コーチであるということはどういうことでしょうか?

コーチングには型があり、代表的な技術もあります。話を聞ける、質問ができると言ったことも間違いなく大事な要素です。ただ、コーチであるということは、自らの所作、振る舞い、言動の随所の裏にある自分なりの哲学を磨き、人と向き合っていくことだと私は思います。そして、人との向き合いの中には、自分との向き合いも含まれています。

コーチングライフでは、コーチングという視点から自らの関係性の哲学を育み、人との向き合い方を探求し続けることを大事にしていたい。そんな思いをこの言葉に込めています。

人との向き合いを考える上で、コーチングは1つの要素であり、その他の数多ある考え方や実践法も必ず役に立ちます。ただ、メンバーとの話し合いの中で、「コーチングを目的として楽しんだっていいよね。」という声も上がるほどに、私たちはどこかコーチングという場が生み出すものに惹かれ、それ自体も楽しんでいます。そのため、コーチングライフの中では、コーチングはイチ手段として過度な矮小化をせず、大切な要素(Mind)であり続けます。


共にダイブ

私自身、コーチングライフで自然発生的に起こる対話の場に何度も救われてきました。

私とは何か?と苦しんだ時。

人としてどうありたいかに悩んだ時。

これからの人生に迷った時。

人生の課題が立ち現れ、そこに向き合っていく過程の中には、いつもコーチングライフのみんながいました。誰のどんな悩みであっても適当に扱わず、じっくり耳を傾けてくれる。オープンに考えや気持ちを伝え合える。そんな存在は、自分の人生の歩みを納得感を持って進めていく上では外せないものだったし、これからも必要な存在であり続けると思っています。

コーチングライフの力点は、メンバーがそれぞれの人生の歩みを進めていくことにあります。しかし、自分の人生だけを考え、他人の人生に関心やつながりを持たないということではありません。なぜならコーチは、他人との向き合いの中で自らにとっても大きな洞察が生まれたり、自分に必要な問いとして跳ね返ってくることを知っているからです。人と過ごす時間は、1人では生み得ない豊かな影響を相互に与え合っている。そんな価値観のもとで、私たちはそれぞれの人生を深く共有し合い、心の海に一緒に飛び込んでいくのです。


みな主人公

どんな瞬間も自分の人生の主人公は自分自身です。主観を尊重し合える心を大切にしていたい。

今回言葉を作る過程で、メンバーから「りょっちさんは代表なのにメンバーに普通に人生相談してるの驚きました。」って言われたことがとても印象的で、かつ、とってもコーチングライフらしいなと感じました。

コーチングライフを立ち上げたのは自分であり、コーチとしてのキャリアもみんなよりは長いかもしれない。けれど当然、人生の不安や悩み、葛藤なんかは人並みにあります。ここは、それぞれが人生を進めていく場所。私が相談をするのは、コミュニティ代表からメンバーへではなく、ひとりの主人公から、別の物語の主人公へ語りかけるイメージです。ここにはコミュニティを運営する上での役割の違いはあれどそれぞれの物語の主人公同士という意味で上下関係はありません。

それぞれが自らの人生のプロフェッショナルであり、その物語の主役を張っている、という認識のもとに、お互いを尊重し合い、謙虚に関わり合えるコミュニティであり続けます。


最後に

ここまでお読みいただきありがとうございました!

私たちの大切な気持ちを読んでくれたこと嬉しく思いますし、この記事を通して、少しでもコーチングライフへの理解を深めてくれていれば幸いです!

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