相手が力になってくれる「巻き込み方」①
こんにちは。
ゆるっとコーチング
メンバーのokamaです。
「えっと、、、今日はいったい何をするんですか、、、?」
私がコーチングを担当しているAさんは
そんな低―いトーンで、
うつむき加減に面談室に入室してきました。
「いつも元気がないな、、」
「今日も目が合わないな、、」
と気になる1人でした。
このAさん、その後
私に絶大なる信頼を寄せてくれ、
沢山、力を貸してくれることになるのですが、
一体私は何をしたでしょうか?
コーチングを学びたての私は、はじめ
「コーチングでなんとか彼女を元気づけたい!」
と気ばかりが焦って、コーチングのプロセスを全うに彼女に
ぶつけていました。
でもその結果は、、
まーったく変化がない、、、笑
正直
「こんなにネガティブな人いる?」
と、頭の中が疑問符だらけになり
完全に行き詰りました。
徐々に私は、
「彼女の気持ちを変える!」
なんて思わず、
「彼女の本音を聞いてみたい」
「とにかく話してもらおう」
もしかしたら… 心を開いてくれるかも?
もしかしたら… それで彼女がスッキリするのならよいのでは?
と思い、真正面から彼女と向き合い、
「話を聴く」ことに専念しました。
すると、
回を重ねるうちに、
Aさんと少しずつ目が合ってきたんです。
そして、コーチング4回目。
「後輩のOさんのことがかわいくて仕方ないです!
育てたいと思っています!」
正直驚きました。
自分のことすら
ネガティブな発言しか出てこなかったAさんから、
まさか後輩を思いやる言葉が出るとは、、、
そこからは早かったです。
ある時、ネイルをしてきました
ある時、趣味ができたことを話してくれました
ある時、未来の話をしてくれました
何が起こったのか、
今冷静に考えてみると、、、
とにかく目を見て
うなづいて
本気で聴く「傾聴」をしたことで
Aさんと私の間に、
それまでなかった関係性が築けたのだ、と
思っています
Aさんのことを知れば知るほど、
「毎日楽しく過ごしてほしい!」
「とにかく幸せでいてほしい!」
と深く思っていた私がいました。
私のこの気持ちをAさんも分かってくれたのではないか
と勝手に思っています。
巻き込むために
コーチングをするわけではありませんが、
結果的に彼女は
まず関係構築をしていったことで、
Aさん自身の本音や思いを話してくれるようになり、
とてもポジティブに物事を考えられるようになり、
その後、私の力になってくれることが多くなりました
「コーチング」のプロセスに
目が行きがちだった私が
改めて、関係性を構築することが大前提なのだと
気づいた大切なクライアントさんのお1人です。
Aさん!これからも頑張って!
また、つい長くなってしまいました。
またのお越しをお待ちしています!
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