2022年:私が「超えだした」 10のこと
こんにちは。
週4勤務の会社員 x COEDAS x コーチ、として、人々がイキイキと幸せに働き生きることを私自身が体現しながら活動をしているオッスンです。
ここ数年、年始年末は1人旅をして1年を振り返り1人時間を過ごし充電することが年末恒例行事になってます。今年の年始年末休暇中は、与論島に初上陸して、ヨロンブルーを見ながらのんびりとした島時間を過ごしてきました。
2022年は、みなさんにとってとってどんな1年だったでしょうか。
私にとっての2022年は自分の働き方を大きくシフトした、「予想外」で「イベントフル」な1年でした。私が2022年に超えだした10のこと、note にまとめておくことにしました。
1. 外資ITの正社員→「短時間勤務の正社員」へ
2021年8月、CTIジャパンでの上級コースを終えて、CPCC という資格を取得し、プロ・コーチとしての歩みを本格的に開始。バイリンガル・コーチとしても活動し、社内コーチとしてだけではなく、社外のクライアントさんとの出会いにも恵まれ、また、複数のチーム・システムに関わらせていただく機会もいただき、「コーチとして生きる」ことを加速させていった今年。
私の中で、本業以外にも、やりたいことや面白そうなことがどんどん増えていく中、会社員としての業務、コーチングの時間、家族や友人たちとの時間、学びの時間・・・私が大切にしたいことにどう時間を捻出するのか? に四苦八苦し始めた2022年。上司とのキャリア面談や毎週の1 on 1の会話の中でも、会社員としてだけでなく、コーチとしてのセカンドキャリアも大切に会社員としてやれることも頑張りたい、というお話は率直にさせてもらっていて、上司にも応援してもらっていました。
そんな中、2022年4月から「短時間勤務正社員」としてのパイロットを実験的に始めてみることになりました。幸い、うちの会社では、どんな理由でもマネージャの承認があれば活用できる短時間正社員制度が既にあったので、この制度を活用している様々な国の同僚たちの話を聞きまずは自分の有給休暇を利用して制度を活用してみることに…。🇮🇳の同僚は、息子さんとの時間を増やすため。🇫🇷のコーチ仲間も、コーチと家族としての自分時間を捻出するため。話を聞いた、制度を活用していた同僚たちはみんなとっても幸せ度も高く会社と自分のやりたいことを実現しているように働いていて、口を揃えて「オッスン、絶対にやってみるべき!」というアドバイスでした。私のチームやマネージャにもサポートをいただけたこともあり(感謝!)、まずは、ミーティングなどがほとんどない毎週金曜日を休暇扱いとして、コーチングや COEDAS の活動に充てることに。
外資系企業や日本企業でも、まだ介護や育児休暇以外の時短勤務は大変珍しいとのことを知り、私自身がこの制度を利用させてもらうことで、柔軟な働き方をさらに体現し、こんな働き方があるよ、ということを世の中にお伝えできるのでは・・・というここも少し使命のようなものも感じて、2022年8月から正式に会社との契約を交わしました。正直、この働き方がとても気に入っていて、将来またどこかのタイミングで更にこの割合を見直したいなぁと密かに考えています。
2. 株式会社COEDAS の共同創業者に
2022年11月1日、一粒万倍日と大安の日。大切なコーチ仲間の3人(大塚純、咲本明宏、荻野美鈴)と一緒に、株式会社COEDASを起業しました。
全員が40代以上、そして、副業としての初めての起業。私たちは、スタートアップのようなスピード感を追求するというよりも、今は地に足をつけて、種まきをして、事業を育てている、そんな感覚です。
法人化への展開は、私にとっても人生で全く予想できなかった驚くべき展開でした。何が正解なのか?はわからない中、この結論に至るまでの間、4人でも幾度となく時間をとって話し合いを重ねながら、多忙な中、お互いを知り、それぞれの想いを確認する時間を丁寧に設けてきました。
私の中での転機になったのは、8月の高尾山合宿。1泊2日、4人で一緒にただ過ごす時間を設けて、高尾山に登り、お互いのこと、子供時代のこと、それぞれの家族のこと、それぞれが描いている夢、将来のこと、COEDASを通して実現したい未来、それぞれの人となりをより深く知る時間。こういう時間を少しずつ積み重ねながら、私たちは、少しずつですが着実に前に一緒に進んできました。そして、その過程で4人それぞれの異なる個性と強みを最大限発揮することで面白いことができるし、物事が前に進めていけることではないか?と少しずつ確信を持ち始めました。
今はこのタイミングでこの4人の想いが結集し法人化する流れになったことは、むしろ川の流れのように必然だったと感じています。今年は、コミュニティの活動がメインでしたが、来年からは積極的に私がやりたいことを COEDAS を通して実現したいと思っていますので、色々と協働をさせてください!周りからのサポートや応援もたくさんいただき、これからのCOEDASの展開も私自身も楽しみです!
私の COEDAS との出会い
少しだけ私のCOEDASとの出会いを振り返ります。コーチ仲間・COEDAS の代表取締役でもある大塚純が、大多数のコーチ向けに「一緒に何かやろう!」と発信したことがきっかけ。私は手を挙げた中の1人でした。当時はプロコーチになりたての頃、私に何かできることがあれば、という気持ちで参加していた去年の状態からは、気づけばだいぶ遠くまで来たなぁ、という感覚。
私の中で大きな変化があったのは、2021年末にふらっと気軽に参加した COEDAS リアルの飲み会。はじめて COEDAS に関わる仲間たちと会い、意気投合。コーチ仲間たちが、それぞれの思いや熱量を持って活動をしていることを知って心をグッと動かされました。(のちに、一緒に起業することになるじゅんさんとサッキーとも「はじめまして」でした。)
この飲み会の流れで「来年、COEDAS 合宿をやろう!」という話になり、2022年の年明けに声をかけて合宿部を発足・合宿企画を推し進め、2022年5月には逗子・葉山にて1泊2日での初!COEDAS 合宿を開催しました。どうやったらたくさんのコーチたちに参加してもらえるのだろうか?!気がづけば、自分自身の響きを失いそうになりながら企画を進めていた、当時の私の苦悩や葛藤を赤裸々にきぃちゃんがインタビューしてくれて記事にしてくれたのがコチラ↓:
合宿を経て、更に COEDAS コミュニティ周りを盛り上げるべく、コーチたちが交流できたりもっと知り合えるためのイベントを企画してコーチと共に歩む COEDAS であるために何ができるだろうか?を問いながら、コミュニティイベントを計画したり、月次会の運営などを主に担当。
COEDAS として走り出したこの1年はとても濃密でした。我々は車で例えると4つの車輪が回り出して、前に走り出せるようになったばかりですが、私たち自らが 「Best Team makes Best Team」を体現しビジョン経営を行う組織体、としてもさらに実験や進化を続けながら、世の中にもさらなる価値を届けていきたいと思ってますのでご期待ください!
3. 「魂の勇者」:システムコーチ (ORSC)としての学び
今年、コーチとして様々な活動や発信を行う中で、社内でも同僚たちから、個別にチームビルティングの依頼やご相談をいただくことが増えて、ストレングスファインダーを使ったチームビルディングのファシリテーターとして複数のチームに関わらせてもらいました。
自分のリソースや知見を生かして、組織の変容や複数のチーム(システム)に関わらせてもらえることにも喜びを感じることも多く、また、COEDAS として提供している Best Team というサービスでも、システムコーチングを扱っており、その流れで、今年の9月からは、システムコーチとして2人以上の関係性を扱う「システムコーチ」としての学びを開始することに。私も関わるシステムにおいて、システムコーチングを受ける機会にもたくさん恵まれたこともあって、私自身が、関係性を扱う関わりの力強さを肌身をもって実感。只今、ざわざわしながら学びを深めている旅路の最中です。
4. #IamRemarkable Japan Country Lead としての活動
今年から #IamRemarkable の日本のリード、しても正式に活動を始めました。#IamRemarkable についての私の思いは、初めての note にしたためてます。
今年のハイライトは、#IamRemarkable Week で日本においても日本語のワークショップを開催し告知したり集客してできたことは大きな一歩でした。そして何より楽しかった!
5. 教育機関向け(大学)の活動
今年は、コーチ仲間たちと教育機関向けに関わるボランティアメンバーとして、複数の大学のゼミにボランティアとして関わらせていただく機会をいただき参加してきました!
大学生の皆さんと接することのできる時間はとても貴重でしたし、この活動を通して、志のある素敵な尊敬するコーチ仲間たちとも出会い、協働することはとても有意義な時間でした。
また、今年も、母校でもある NIC にて、卒業生向けの講演会にてお話をさせてもらいました。いろんな形で Pay It Forward ができることが私の今の喜びでもあります。
6. 母校の教育委員会:女性理事としての活動
今年は、地元の同級生からのラブコール・お誘いをいただき、茨城県の母校(茨城朝鮮初中級学園)の教育委員会の女性理事として今年から関わらせていただくことになりました。今回20名近くの理事の中に、初めて女性理事が3名就任したそうです。
私が大切にしている Pay Forward の精神で、在日コリアンとして日本社会で生き抜く後輩たちがさらに生きづらさを感じことがないように、その背中を見せ続けていくこと、道を切り開いていくことは、在日コリアンとしての私の使命でもあると思っています。
今年私が貢献できたことは、「会社員」としてのリソースをフルに活用し、会社で行われた年末に行われた募金運動・キャンペーン企画で、賛同いただいた社員の皆さんのご協力もあり、180万円近くの寄付金を母校に集めることができたことは大きな励みになりました!ご協力いただいた方々、本当にありがとうございました!
7. 研修講師・ファシリテーターとしての活動
コーチで生きること・私の思いをSNSで発信していたところ、そこからのつながりで更なる機会をいただくことができた2022年。
知り合いたちからお声がけや組織運営について相談をいただく機会が増えて、社内でもファシリテーターとしてチームビルディングを担当させてもらったり、海外の研修会社とも提携して、外資系企業向けの研修講師・ファシリテーターとして研修のローカリゼーション&デリバリーを行いました。まずは私自身も知識をアップデートし研修デリバリーの練習を行い、日本の参加者の方々にとってわかりやすいコンセプトや用語を探すところから、当日はオンラインでの研修で、カメラがOFFの中で研修を続けたり・・・かなり大きな学びと度胸がつきました。
8. 異動:ゼロイチに関わる役割を担当することに
今の会社に勤務して11年目。
新しい製品の立ち上げ期から、4年以上に渡って熱量を持って携わってきたハードウェアのサポート・オペレーション。ビジネスが軌道に乗り始めた最中、私にも予期せぬ形で転機が訪れて、いろんな人のサポートと応援もあって異動が決まりました。正直この4年間は脇目も振らずに業務に邁進し、いろんな部署の方々と一緒に連携して仕事をしてきたので、何だか寂しい気持ちもありますが、「チャンスは前髪しかない」という言葉通り、これが私の卒業のタイミングだなぁという気がしています。
2022年12月からは、新たに立ち上がったチームで業務に着任し、新しいチームメンバーとも会うことができてこれから一緒に仕事を進めていくことが楽しみです。私はゼロイチが得意だし好きなんだなぁ、ということもやっとこの年になってわかってきました。会社員としてのこの新たな業務も、そんな私の好奇心を満たしてくれる楽しみな挑戦の軸の1つです。大変なこともありますがまたゼロイチを作っていくところを一生懸命やっていきたいと考えています。
9. 初のワークショップ企画 「Into the Woods」開催
今年7月には「Into the Woods」というワークショップ企画をコーチ仲間・先輩のゆかさんと立ち上げ、実施しました!梅雨時期だったこともあり、順延となった中で、知り合いの2人が参加してくれて無事初開催となりました。
10. 未来への投資:週2回のパーソナルトレーニング
今年の4月からパーソナルトレーニングを週2回受け始めました(夫の「きっと通いきれない」という反対を押し切って、私は週2・夫は週1での契約。)
忙しいスケジュールの合間でしたが先に予定を入れておき、なるべくここは自分の健康のための未来への投資の時間だと思い優先して頑張りました
トレーナーさんたちのおかげで、セッション中の会話も楽しく徐々に負荷をあげてもらいながらいろんなことが出来るようになる達成感を味わい、食事にも気をつけるようになって、気づけば運動の習慣が付き、自分の身体の癖にも気づきながら楽しくゆるりとトレーニングを続けることが出来ました。
2022年に私が手放したこと
振り返ると、もはや私はただの「会社員」という枠を大きく超えて飛び出し(もはや大きくはみ出した?)、自分で生きることを自覚的に選択し体現し始めた濃ゆい学びの多い1年でした。note で書き起こして振り返ってみると幅広く、いろんなことに愚直にトライし実験し続けた自分にハグと拍手を送りたい気分です!
あるとき仲間から、「オッスン、そんなに色々やっていて大変じゃないの?!」と真剣に聞かれたことがありました。正直、「あちゃちゃ、色々とやりすぎてしまったかも!?」という瞬間は何度かあったのですが、忙しい中、自分で選択したことをやれていたので、あぁ大変だな、辛いな、という感覚はあまり自分の中にはありませんでした。ただ、好きなことをやっていても、時間はみんな平等に与えられた24時間でやりくりをしなくてはいけないし、睡眠は削れないことも気づいた2022年でした。
2022年に私が手放したこともありました。
完璧主義 → いろんな物事を前に進めるためには、完璧主義のマインドセットを脱ぎ捨て、どんどんアウトプットしたり発信をする量を増やすことが大事だと気づきました。
1人でやらない → 1人では早いことも、仲間と一緒にやってみる。これは私が COEDAS に参画することを決めた大きな1つの理由でもあります。
読んでいただきありがとうございました!
皆様、どうぞ良い年の瀬をお過ごしください。