突然の別れ2
寂しくてたまらなかった。
自分から言い出したくせに、相手のことを考える余裕がなかった。
「魂は永遠につながっている。
二人の人生において、お互いのかかわり方がどう変わっていくのか楽しみやね」という彼の最後の言葉。
別れを伝えたとき、私の寂しい思いは彼には十分伝わっていた。
けれど、それをあえて口にしなかった彼の気持ちも十分伝わってきた。
ツインレイは、恋愛関係になると突然別れが来るという。
「私たちには関係ない」
本気でそう思っていた。
これまでの恋愛関係において、彼は元カノとよりを戻したことはない。
私たちもそうなのだろうか…
自分から別れを切り出したくせに、つらくて辛くてたまらなかった。
でも後悔はしていない。
このままの関係を続けても、遅かれ早かれ別れることになるだろうというのはわかっていたから。
落ち着いたころに、ようやく彼の気持ちを感じる余裕ができた
彼も寂しかったんだろうなと。