コミュニケーション~感情編5 支援する
手を出すのは必要最低限に
マネージャをしていると、どうしても自分がやった方が早い、もっとうまくできることがたくさんあって、もどかしくなってしまいます。子育てもそうですよね。子供がもたもたお皿を洗っていると洗い残しが気になったり、割れないかハラハラしたり。でもそこで、ここはママが洗うね、というと、子供のやる気を一気に削いでしまいます。場合によってはもう皿洗いはママの方がどうせ上手いから自分はやらなくていいや、という感じに責任も放棄してしまいます。
ここでいう支援するとは、相手の責任を奪うことなく、相手と向き合って、どこまで自分でできる?不安なところはどこ?説明してほしい箇所、一緒にやってほしい箇所はない?と相手に手伝ってもらいたい範囲を確認したうえで、合意した範囲だけ手を出すことで、相手の責任感とやる気を引き出します。
方法
どこまでサポートするのか事前に説明する。
サポート範囲に合意する。
合意した範囲以上手を出さない。
例文
「提案書を作るのは初めてだったよね。テンプレートとその使い方をまとめた資料があるから、それを見て、試しに作ってみてくれないかな?何かわからないことがあれば聞いてくれ」
妻「キッチンの掃除をお願いできないかしら」
夫「いいけど、どこに洗剤があるんだい?」
妻「洗剤は下の引き出しにあるわ。他に掃除するに当たってわからないことは?」
夫「やってみないと何がわからないか、わからないな」
妻「では、私は横で冷蔵庫の掃除をしているから、わからいことに当たったら、なんでも聞いて」
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