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カナダ旅行記2023 ⑰ ケベックシティで宿泊した素晴らしいホテル

5年ぶり9回目となるカナダへの渡航について徒然なるままに、その時々の思いを残しておきます。脈絡なく、率直に、その時々の思いを。


カナダ旅行記2023は後半に突入しました。前回の記事から、ケベックシティ編を展開しています。3泊4日の滞在を振り返っていきたいと思います。今回は宿泊したホテルの話をメインにします。

これまでの記事はマガジンに纏めています。始めから読みたい、再度読みたい、という奇特な方に向けてこちらにマガジンのリンクを貼っておきます。お読みいただけると嬉しいです。




さて、まずはケベックシティで私が泊まったホテルのお部屋の紹介をします。前回の記事で、ここのホテルのスタッフの方はみんな総じて感じが良かったと書きましたが、お部屋も素晴らしく良かったのです。


素敵なお部屋でした


建物自体は恐らく優に100年は経っているのではないかという古さですが、内装はその趣のある部分を活かしてリフォームされていましたし、水回りの設備も新しい感じがしました。


バスタブ付きでした



この記事を書くにあたって、ホテルの宿泊代はどれくらいだったかなと振り返ったら、驚きました。3泊で13万円超えでした。1泊4万円・・・。まあ13万のうち2万ちょっとはTAXなのですが、それでも高いな。ちょっと奮発したという記憶はありましたが、だいぶ奮発していました。

でもね、その価値はあったと思います。

私がこのホテルを選ぶにあたってこだわったことと、実際に泊まってみて分かった良いところをざっと挙げてみます。順不同です。


  • 広いデスクがあった。職業訓練の eラーニング受講中だったため、必須でした。

  • Wifi の速度問題なし。日本から Wifi ルーターは持っていきましたが、eラーニング受講もホテル Wifi で繋ぎました。

  • 防音しっかりしていた。一人で泊まるときって、廊下や外から聞こえる音が気になってしまうものです。

  • 水回り設備が綺麗だった。特に洗面台が広くて、細々としたものを置きやすかったです。

  • バスタブが深めだった。日本人としてはお湯につかることができるのって嬉しいですよね。

  • ミネラルウォーターのボトルサービスがあった。エコ推進のため瓶のボトルを使用しており、毎日お部屋に補充してくれました。

  • 部屋の照明は場所ごとにオンオフ可能だった。これは個人的に結構大事でして、ベッド付近は真っ暗にして、エントランスは付けておくのが好きなのです。

  • 窓のカーテンが遮光性の高いものだった。私は光漏れが気になってしまうので、外の光をしっかり遮るカーテンで良かったです。

  • 冷蔵庫が家具の中にあった。デスクのところに冷蔵庫スペースがありました。家具の中にあると音が気にならないのです。

  • 窓を開けることができた。ほとんど開けることはなかったけど、空気の入れ替えができるのは大事です。

  • 衣類をしまうことができる引き出し家具があった。1泊なら不要ですが、複数泊するときはスーツケースから衣類を出して、引き出しにしまいたいものです。

  • 荷物置きの台が2つあった。2名定員の部屋でも2つの荷物置き台があるのは珍しいです。ホスピタリティを感じます。

  • 開放型のクローゼットが大きかった。写真には写っていないのですが、ハンガーも多くて助かりました。

  • 個別空調になっておりルームエアコンがついていた。古い建物だから個別空調なのですね。お部屋に独立したルームエアコンがあって、冷房暖房や室温を自分で調節できるのはありがたいです。

  • 客室ドア付近からベッドが見えにくい配置だった。これはお部屋の広さと形によるのですが、こうなっていると安心して眠ることができます。

  • 30平米でゆったり過ごすことができた。これは予約時にこだわりました。1泊なら20平米でいいけど、3泊ならこのくらい広い方がいいです。


予約する前にかなりリサーチして選んだだけあって、本当にハズレのないホテルでした。このホテルを選んで良かったと心から思いました。会心の一撃というか、選択でした。

ちなみに私は、Google map や 予約サイトの口コミを参考にします。直近の1年くらいの口コミにざっと目を通します。口コミは、主にスタッフに関することと、水回りに関することをチェックします。この2点に関しては、万が一何かあっても宿泊中に改善することが難しいのです。予め悪いことが書かれていないかを見ます。清掃や清潔さのポイントが高いことも重要ですね。あと、宿泊者が撮影した写真を参考にするといいです。ホテルが用意した写真は、実物と違うことが多いですから。

上に挙げた内容はひとつひとつは細かいことですが、これが全ていい感じに揃っているホテルってあまりないです。他のお部屋がどうなっているのか分からないけれど、でもおおよそのところは同じだと思います。


ベッド周りが広々しているのがいい



一方で気になるけれどどうしようもないのが、ベッドのマットレスの柔らかさです。とても柔らかいのです。日本のホテルのマットレスは固めのはずです。欧米のマットレスは沈み込むように柔らかいのです。私はこれが苦手なのですが、うーん、どうしようもないですね。

あと、テレビを見る習慣が無いので(自宅にも無いです)、テレビの大きさや写り具合も度外視でした。むしろ無くてもいいです。でも、このホテルの客室のテレビの位置はいいですね。テーブルソファセットからもベッドからも見やすい位置にありますね。



広々としたデスクがあるのは嬉しい


お部屋からの眺めはヨーロッパのよう






客室以外も振り返ってみますと、ホテル宿泊者が利用できるラウンジも良かったです。1階のエレベーターホールの横にあったので立ち寄りやすく、広くて静かで居心地のいいところでした。写真を撮るのをすっかり忘れていたので、ホテルのホームページから拝借しました。


自由に使えるラウンジ(HPより)


ミネラルウォーターやコーヒーのサーバーがあり、自由に頂くことができました。コーヒーマシンはお部屋にもあったけれど、自分で準備するのが面倒で、ここのコーヒーをお部屋に持ち帰っていました。

このラウンジの最も素敵なところは、フルーツが置いてあったことです。ひとりで食べやすい大きさのオレンジやリンゴが用意されていました。私は旅行中はよく地元のスーパーでフルーツを買うのですが、こうやってホテルで貰えるのって本当に嬉しいです。

他の宿泊客の方も適度に利用していました。コーヒーを飲んだり、置いてあるゲーム(ボードゲームがありました)をしたり、パソコンで作業したり、静かに利用されている方が多かったです。ちゃんと機能しているラウンジだなと感じました。






私が今回利用しなかったサービスは朝食です。宿泊料金には含まれておらず、別料金だったので予約しなかったんです。

でも、口コミを見ると1回くらいは頂けば良かったなと思いました。朝食も好評なのです。焼きたてのパンがバスケットに入れられてお部屋に届く仕組みらしいです。


朝食(HPより)






さて、今回はさくっと短くここまでにしようと思います。

ケベックシティのホテルの紹介でしたが、敢えて肝心のホテル名は伏せています。素敵なところなので内緒なのです。どうしても気になる方がいらしたら、何らかの方法でお知らせください。でも、あの通りの旧市街の中のホテルは限られているので、Google map を眺めると一発で分かってしまうのではないかと思います。

冒頭の写真は、ケベックシティのランドマークとして有名な Fairmont Le Château Frontenac(フェアモント・ル・シャトー・フロンテナック)です。今回はここに泊まったわけではありません。ケベックシティを調べると最初に目に入る伝統的な高級ホテルです。いつかは泊まってみたいとは思う憧れのホテルです。でも、また今度ケベックシティに行くのであれば、今回泊まったホテルを選ぶだろうなあ。


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