そもそもコーチングって何?
・効果的な問いで自発的に気付き行動変容を起こす技法
・持っている潜在能力を引き出す技法
・腹落ちさせる技法
・ティーチングに限界を感じている時に効果的な技法
・相手との信頼を得る技法
コーチングは1500年代に生まれた技法のひとつ。
コーチとはもともと、「大切 な人をその人が望むところまで送り届ける」という意味でつかわれていたところから名前が付きました。
そこから「人の目標達成に支援する」という意味を持ち、ビジネスシーンではコーチは必要不可欠なものとなりました。
会社組織、医療、教育、スポーツ業界でも多く活躍して成果を出していることがわかっています。
コーチングはマネジメントスキルには欠かせない知識です。
会社組織に人材開発は外せません。
特に現代では組織に成果をもたらせるために、自発的に行動できる人材が少なく感じます。
そしてより現代においては「人」がテーマになってきています。
これまでは個人的に興味がある人が学ぶものでありましたが、組織に大きく影響をもたらす手法の一つとして認められてきております。
コーチングは近親者にはなかなか難しいといわれています。それは「特別的感情」があるからです。
時と場合によって、家庭環境でも大いに活躍しますし、お子さんがいる方は、ママ友との交友に。ビジネスにおいては特に絶大な効果をもたらします。
コーチングを少し意識した会話をするだけで一気に会話の質が変化します。
普通の会話とコーチングを取り入れた会話を分析してみます。
1回目の会話と2回目の会話の違いをよく聞いてみてください。
1回目の会話(コーチングを取りれない会話)
左:夏休みはどこに行きますか?
何する?
という、2つの質問がされました。
お互いの回答に自由度があり個人的感情や、一方的な内容になっています。
思ってことを口にするということが通常の会話によくあるケースかと思います。
2回目の会話(コーチングを取り入れた会話)
左:夏休みはどこに行きたいですか?
たくさんある中で海をなぜ選んだのですか?
海で何をするのが一番好き?
他には?
海以外で行きたいところは?
という5つの質問がされました。
自分の意見も少し取り入れながら、相手主体に会話が進んでいます。
質問に対しても、回答は2つ答えさせるものと、2つ以上答えられるようになっているものと別れています。
お気づきになりましたでしょうか?
同じような会話でも、相手を主体にするだけでその空間に「あなたを理解したい。知りたい。」という空気か流れ、相手は心をだんだん開いていきます。
心を開かなくても、相手の情報を取りに行くことで今後双方向的なコミュニケーションが生まれてきます。
冒頭、コーチングの説明がありましたが、夏どこに行くかあまり考えていなかった右のスタッフは質問があることで「海」に行きたいことがはっきりしました。
そこで何をやりたいか、次に何をしたいかを具体化させました。
要するにこれをビジネスに役立てるとするならば、タスクを抱えすぎた部下や、自発的に行動できない部下など指示命令ではなく、コーチングを活用し今何をすることが重要なのか?何をすると組織に効果が生まれるの?と確認することで自発的に動くことができるようになります。
●ポイント
指示命令より自ら決めた事は、自責と継続力にとても効果的なのです。
組織改革や、人材育成には現代では効果的な技法となっています。
コーチングはたくさんの技法がありますので、状況や、人や、環境によりスキルが変わることをこのオンラインサロンでお話ししています。
学んで、即その場で活用していくことができます。
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