2021年の3.11 ~震災から10年~
被災された方々に改めてお見舞い申し上げると共に、お亡くなりになられた方々に哀悼の意を表します。
東日本大震災から10年。
区切り?節目?「もう」なのか「まだ」なのか。福島に住んで5年。
この価値観は人によって大きく異なります。
軽々しく外から来た自分が言えることではないと思っています。
決して、2011年の3月11日にあった大災害を忘れることはありません。
しかし、一方で思い出したくない人もいると思います。
一人一人の「想い」や価値観を大切に出来る人間でありたいです。
福島で活動する意味
福島で活動することの意味。これを一時も忘れたことはありません。
しかし、薄くなっている部分があったのではないか? この2−3年、ふと自問自答する時があります。
自分の人生を考えた時に、福島で活動している「今」の経験は計り知れないと感じます。本当に色々な沢山の経験をさせてもらっている。
だからこそ、バスケットボールを通じて福島のことを「伝える」役割があると思うし、プロクラブとして地域に寄り添い、共に歩んでいく責任があると思います。
震災当時の福島は知らないけど、この地で生活し、様々な経験をさせてもらい、活動してきたからこそ沢山のことを学んできました。
それを、今後も先頭に立って「伝え」続けていくこと。
そして、関わった人達の「笑顔」を増やすこと。
自分に出来ることを今後も続けていきます。
先の10年に向けて
僕らに出来ることは、10年後の未来を今よりもより良くする前向きな行動です。
それは、地域の為、未来ある子供たちの為に。
10年後、今の子供たちが夢や目標を叶えられるような環境整備をし、支援する環境を作っていきます。
信じる力
僕はスポーツが持っている力を信じています。
スポーツに関わり、それを生業にしている者だからこそ、
「信じる力」を大切にしています。
人間の力のうち、「信じる力」ほど強いものはありません。
潜在意識を呼び覚まし、その人の能力をどんどん高めていきます。
当初は不可能に思えていたことも、可能にします。
「信じること」これが全てのスタートです。
スポーツの力で「子供たちに夢を与える」
スポーツの力で「地域課題を解決する」
スポーツの力で「まちが一つになる」
そんな素敵な未来を実現させるスタートの日。
今、自分が出来ることをコツコツとやっていきたいと思います。
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