HSPは人生をあきらめる理由にならない
こんにちは!丹呉(たんご)です!
いつもお読みいただきありがとうございます!
わたしはHSPです。(石直球)
以前の記事でも触れましたが、このHSP気質を活かしたコーチングの提供をスタートし、他にもいろいろと活動の幅を広げています。
ちなみに、HSPとは…
H:Highly(めっちゃ)
S:Sensitive(気にする)
P:Person(ヒト)
の略で「繊細さん」なんて言われ方もしています。
世の中の5人に1人がHSPだと言われています。
わたし自身HSPという言葉を知ったのはここ最近の話で、それまで自分がHSPであるとはもちろん知らず、ただ気が弱い、引っ込み思案な性格なんだぐらいにしか思っていませんでした。
そんなわたしが休職したことをきっかけに、自分の得意なこと、好きなこと、苦手なことと徹底的に向き合っていたときに出会ったのがHSPという言葉、概念でした。
今日はこのHSPについて、わたし自身のことやHSPに対する考えをまとまりなく書いていこうと思います。
ゴリゴリの私見100%で書いていきますので、あくまで1個人の意見としてご覧ください。
それでは、はじめます。
❚ きっかけは突然に
はじめに、わたしがHSPという言葉・概念を知り、自分自身もHSPだと知ったきっかけについて書いていきます。
冒頭にも書きましたが、わたしは数年前今の会社に転職し、そこで2度の休職を経験しました。
休職した当初は「自分の心が弱いからダメだったんだ」「周りができているのに情けない」なんて思ったりしてどんどんネガティブになっていました。
ただ、ストレスの要因であった仕事からしばらく離れると、次第に復職への意欲も出てきました。そこから、自己啓発やメンタルヘルスの書籍・YouTubeなんかを見るようになりました。
ある日、YouTubeを眺めているとおすすめに突然「レッツゴーなぎら」というユーチューバーが出てきて「何だ?芸人さんか?おもしろそ」となんとなく見てみることに。
彼は「株式会社GOAL-B」というコーチングを提供するベンチャー企業の社員で、日常生活を細かくまとめたルーティン動画や会社の社長イジり動画を配信していました。
※当時はまだコーチングを知らなかったので、書いている今少しだけ運命的なものを感じています。
ある動画で彼が「自分はHSP」と告白し、HSPについて解説をしてくれました。そこではじめてHSPという言葉を知りました。
動画を見たわたしは「へぇ〜ベンチャー企業で働くような人でもそんな人いるんだ」と思い、「あれ?なんかそのHSPの要素、自分にも当てはまるかも?」と考えるようになりました。
そこから、HSPに関する書籍を読み漁り、ネットで無料でできるHSP診断テストも受けてみました。
診断テストの結果はもちろんHSPに該当で、そこではじめて自分のこれまでの生きづらさや苦手なことの根拠がわかったような気がしました。
長くなりましたが、わたしがHSPを知ったきっかけは休職の経験、そしてYouTubeです。
❚ たんごの取扱説明書
では、ここからはHSPであるわたしについて、好きなことや苦手なことを書いていきます。一言にHSPといっても人により傾向は異なるので、一例としてお読みいただければ幸いです。
・共感力の鬼
これはHSPの特徴の1つでもありますが、とりわけわたしは「共感力」が高いです。共感力を一言でいうのなら、「相手の気持ちが手に取るようにわかる力」だと思っています。
相手の表情、仕草、言葉遣い、声のトーンといった相手の発するありとあらゆる情報を敏感に感じ取り、相手が今何を考えているのか、どんな気持ちなのかを瞬時に察知することができます。
ただ、この力はいつ何時でも発揮できてしまい、止めることができません。常にアンテナを張ってる状態なので疲れやすい傾向もあります。
また、相手のことを自分のことの様に捉えてしまいがちで、相手の状態に引きづられることもよくあります。
ちなみに、この「共感力」はストレングスファインダーでも第1位の強みと出ていましたので、わたしの強みであることが科学的にも立証されています。
▼ ストレングスファインダーについてはこちらで詳しく書いています
・ヒト
次は、人間関係についてです。
狭く深くが基本で友だち・知り合いたくさん!よりは特定の人と長く深くおつき合いする傾向があります。思い返すと学校や会社でも1人必ず超仲良し(=親友)がいました。全員とまんべんなくつき合うのは難しいですが、波長が合う人とはとことん仲良くなれます。
余談ですが、各時代の親友を招待した結婚式はまさに夢のような時間でした。
また、これはHSPの人によくある傾向だと思いますが、他人から「どう思われているか」がすごく気になり、「よく思われたい」と考える八方美人になりがちです。
わたしは本当は人付き合いが苦手ですが、周りからよく思われたかったり、たくさんの友だち・知り合いがいると思われたくて無理して(顔が引きつりながら)職場やコミュニティに参加することもあります。
でも、本当は深く付き合う人が1人いればいいと思っています。
・場所
3つめは、場所(環境)について。
兎にも角にも静かで、広くて、キレイな場所が大好きです。
例えるなら、地方の郊外のショッピングモールが最高です。それも特に人がほとんどいない朝や夜の時間なんか最高すぎます。パーソナルスペースが広く取れ、騒がしくもなく、心穏やかに過ごせる場所を好みます。
逆に、めちゃくちゃ人が多いところ(観光地等)、狭いお店、目や耳に入る情報が多い場所は苦手です。こういったところに放り込まれると、一気に集中力がゼロになり、何もできなくなります。笑
❚ HSPは人生をあきらめる理由にならない
わたしはHSPを知ることができ、本当に良かったと思っています。
自分の得手不得手を知ったことでできることが増え、人生の可能性が広がりました。
以前は、自分の性格・生きづらさはどこからくるのかわからず不安で、病気ではないかと思うことさえありました。ただ、このHSPはしっかりと研究がなされていて、自分と同じような人が他にもたくさんいること、そしてHSPは病気ではなく、人間の気質・性格の1つだとわかりとっても安心しました。
生きづらさの根源を知れたことで「自分はこういう人間なんだ」と割り切ることができ、また無理に克服しようとせずともよくなり、何事に対しても前向きに取り組みやすくなりました。
現代社会において、HSPには生きづらい点が多いのも事実だとは思います。
わたしは会社員ですが、めちゃくちゃしんどいことが多いです。
ただし、HSPを理由に人生をあきらめる必要は全くないと思っています。
多少の生きづらさはHSPに関係なく誰にだってあると思いますし、HSPだからこそ活きる道・仕事があると思います。HSPは人より足が速いといった多くの資質の中の1つに過ぎません。
HSPを理由にできないとするのではなく、できることを探すべきですし、病気でもないので堂々と人生を生きればいいと思っています。
わたし自身、もう少し早くこの気質を知れていたら人生や仕事がもっとよくなっていたかも、と悔やむこともありますが、人生100年時代とも言われていますので、今のうちに知ることができてよかったとも思います。
もう1度言いますが、HSPは人生をあきらめる理由になりません。
ダメなことなんか1つもないのです。
❚ おわりに
ここまでお読みいただきありがとうございました。
わたしがYouTubeで「HSP」を知ったように、このnoteが「HSP」を知るきっかけになってくれたらとても嬉しいです。
また、わたしと同じように生きづらさを感じている方には、少しでも「大丈夫なんだ、ダメじゃないんだ」と思っていただけたら最高です。
HSPと、そして何より自分と向き合いながらこれからも頑張っていきます。
では、また!
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非HSPと思われる方数名にも試してもらいました。結果全員がHSP該当なしでしたので、それなりに信ぴょう性はあると思います。
▼ おすすめのHSP関連書籍(自分のこと過ぎて夢中で読みました)