見出し画像

えんさんの今週の1冊 #29

副代表の遠藤(通称えんさん)です。

このマガジンでは読書好きな僕が毎週1冊の本をコーチングの視点から読んで紹介しています。
過去の記事はコチラ。

今回の本はコチラ。
1日1話、読めば心が熱くなる365人の生き方の教科書 藤尾秀昭 慣習

読みやすさ度★★★★
在り方重視度★★★★★
実践しやすさ度★★★
持ち運びやすさ度★


こんな人にオススメ

・心が熱くなる話に出会いたい
・読書をするためのまとまった時間が取れない
・色々な人の話に触れてみたい
・小さくても何かを続けてみたい
・読書をする習慣を身に付けたい

本の内容

「読書が選ぶビジネス書グランプリ2022」の総合グランプリにも輝き、30万部を超える大ベストセラーとなった『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』から1年あまり――。

座右の書として繰り返し読んでいる方々から、「ぜひ第2弾を」との要望が多数あったことにお応えし、新たに編纂された。

1日1頁で読み切れるコンセプトはそのままに、書名の通り、生き方のバイブルとなるような滋味に富む感動実話を中心に収録。

浅利慶太氏、五木寛之氏、稲盛和夫氏、加藤一二三氏、黒柳徹子氏、古賀稔彦氏、瀬戸内寂聴氏、長渕 剛氏、永守重信氏、村田諒太氏、山中伸弥氏……などなど、各界の一流プロによる心が熱くなる話が365篇、掲載されている。

また、本書では、『致知』創刊20周年以前(1978~1998年)の記事にも思いを馳せ、名経営者や名指導者など、各界の“レジェンド"と呼ばれる人物の逸話が多数収録されているのもポイントのひとつ。

「ピカソからの忠言」
「運と勉強」
「エジソンの発想法」
「暗記法3か条」
「会社がおかしくなる6つの要因」
「勝者のメンタリティー」
「チャンスを呼ぶ3つの習慣」
「人物を知る5つの標準」

など、気になった見出しを目次から探して読むのもよし。

オリンピック史にその名を残す伝説の水泳選手、「はやぶさ2」のプロジェクトマネージャ、庵野秀明氏が大きな影響を受けたとされる映画監督……など、時代や職業のジャンルを超越した方々の話から、自らの仕事や人生に生かせる教訓が得られるのも、本書ならではの魅力。

前作同様、読めば心が熱くなる、“仕事と人生の教科書"となることを願って本書は送り出された――。

こんなところがコーチング的

「生き方」という点がコーチング的。

有名人のエピソードを聴く時って「何をした人か」に焦点が当たりがちですが、「どんな生き方だった人か」を知ることでその人がどんな人かが更に分かります。

コーチングセッションを受けようとしているクライアントがコーチを選ぶときにもそのコーチが「どんな生き方をしているか」というのも基準の1つにしています。

まさに「やり方」よりも「あり方」ですね。

これはコーチ側だけでなくクライアント側にも言えることで、コーチングセッションではコーチはクライアントに「どうありたいか」を尋ねます。

手に入れたいもの、なりたいものを目標としたテーマのセッションでも、それを達成することで本当に得たいことは何なのかを明確にします。

その資格を取ってその先どうしたいの?
ダイエットに成功してどうなりたいの?

その「本当に得たいこと」はその人の大事にしたい価値観や生き方を表すものであることが多いです。

だからこそ生き方はコーチング的だと言えると思います。

この本のココが好き

1日分が1ページで、日付も書かれているところが好き。

この本自体は分厚くて重いので読むのにハードルが高そうに感じますが、1日1ページだと思うと気軽に読めます。

とはいえ毎日絶対読むとなるとそれはそれで意外と難しいので、週末に1週間分まとめて読んだり、遅れた分を取り戻す日を作ったり、色々な読み方ができるところも好きです。

その読みやすさよりも、色々な人の生き方やエピソードを知ることができるところが好き。

名前も知らなかった人、名前は知っているけど何をしたか知らなかった人のことだけでなく、名前も何をしたかも知っている人でもエピソードまでは知らなかったということを知ることもできて、タイトルの通り「生き方の教科書」でもあるし「読めば心が熱くなる」本だなと思います。

少し話は逸れますが、読めば心が熱くなるかどうかは自分次第ということを思い出したので紹介します。

稲盛和夫さんの言葉に「物に自燃性、可燃性、不燃性があるように、人間には、自分で燃える自燃性、周りから焚きつけられて燃える可燃性、周りが燃えても燃えない不燃性の3タイプがある」があります。

皆さんはどのタイプでしょうか?

この本を読んだからと言って全員が必ず心が熱くなるとは限りませんが、自分がどの程度心が熱くなるか、どの人の生き方に熱くなるかを試してみるのもオススメです。

最後に

今回は1日1話の本を紹介しました。

この本は一気に読めるものではないので、じっくり1年かけて読むもよし、読める時に数日分まとめて読むもよし、読み方は自由です。

ちなみに僕は発売された後の1月1日からできるだけ1日1話ずつ読んでいましたが、3月末頃から放置して、8月に再開して、年末に一気に読み終えました。

1日1話ずつじわじわ読むのも良いのですが、一気に読むことで自分の中でどんどん熱くなってくるのも感じたので、読み方は自由で良いと思います。

これだけ大人数の生き方を知るチャンスってなかなかないので、ぜひ読んでご自身の生き方の参考にしてみて下さい。

皆さんがより良い生き方ができるようになるよう応援しています。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

もし良ければ過去の記事も併せてお読みただけると嬉しいです。

コーチング活用研究会のフォローや各種プランへの入会も大歓迎!

それではまた来週。

いいなと思ったら応援しよう!