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えんさんの今週の1冊 #19

副代表の遠藤(通称えんさん)です。

このマガジンでは読書好きな僕が毎週1冊の本をコーチングの視点から読んで紹介しています。
過去の記事はコチラ。

今回の本はコチラ。
世界一ふざけた夢の叶え方 ひすいこたろう、菅野一勢、柳田厚志著

読みやすさ度★★★★★
在り方重視度★★★
実践しやすさ度★★★★
持ち運びやすさ度★★★


こんな人にオススメ

・叶えたい夢がある
・達成したい目標がある
・応援したい人がいる
・応援して欲しいことがある
・やる気を出したい

本の内容

この本の著者が、なぜ3人なのか。それには理由がある。

この3人、まったく普通のどこにでもいる人物だった。
・赤面症の営業職サラリーマン
・「フロムA」を眺めるプータロー
・出版社に勤務するペーペー社員

そんな3人が、引き寄せられるように仲間となり、その後、それぞれの夢に向かって一気にワープしていく。

そして、彼らの現在は?というと……
・赤面症サラリーマン⇒ベストセラー作家
・プータロー⇒100億円企業のオーナー
・ペーペー社員⇒ネット界の仕掛け人&フリーサーファー

「これは単なる成功本?」

そう思われた方もいるだろう。
しかし、彼らが夢を叶えた方法は、これからの時代の“新しい成功法則"だった。

彼らはいったい何を行ったのか……。
それは「世界一カンタン」で、「世界一楽しい」、それでいて、「世界一ふざけた」方法。

だから、この本では3人が著者でなければならなかった。

現在では、自分の夢の通りに最高のライフスタイルを手に入れた彼らが、3人で何をし、何を考え、どんな行動を取ったのか、その秘密が明かされる。

◆夢を1人で叶える時代は終わった
「夢を叶える方法」について書かれた本は、巷にごまんとある。

この本は、そうした方法と少し違う。

10年ほど前は、
「1億円稼ぐ! 」「自由な時間を手に入れる! 」「起業して成功する! 」
などの目標を、どうやったら叶えられるか、それぞれの人が、それぞれに考えていた。

しかし、そうした夢を“最速"で叶えるには、実は「仲間」と一緒に歩んだほうがいい。

もちろん、仲間が同じ夢に向かって進むということではない。
各人の夢を叶えるのに、「仲間」の存在があれば、夢の実現が加速するのだ。

そして、夢を加速させる方法が、この本のなかに書かれている。

こんなところがコーチング的

「仲間の存在が夢の実現を加速する」という点がコーチング的。

コーチとクライアントの関係は上下関係ではなくパートナー関係です。

そして、多くのコーチは自分の目標達成のために自分自身にもコーチを付けてセッションを受けています。

前回紹介した本『WHO NOT HOW「どうやるか」ではなく「誰とやるか」』のタイトルの通り、「誰か」という仲間の存在はとても重要。

それと同じようにコーチ選びもとても重要で、「誰となら夢を叶えられそうか」という視点でコーチ選びをすることもオススメです。

また、この本に何度も出てくる「お前ならできる!」と言う言葉もコーチング的。

コーチングセッションでもコーチはクライアントの100%味方であり続け、クライアントの覚悟や決断に対して全力で応援してくれます。

もちろんその言葉は根拠のない無責任な「お前ならできる!(実際に「お前」という言い方はほとんどしないと思いますが)」ではなく、それまでのクライアントが悩み、迷い、考えて出した結論に寄り添い続けてきたからこそ言えることです。

その言葉によってクライアントが行動する勇気を持つことができるのもコーチング的。

コーチはクライアントの行動で勇気をもらえる点も、この本のように仲間3人で刺激し合いながら夢を叶えていく過程と同じだなと思いました。

この本のココが好き

本当に3人とも夢を叶えるところが好き。

スタート地点では「本当に叶うの?」と思ってしまうような夢を、最終的に全員が叶えてしまうところが好きです。

その叶え方は「世界一ふざけた」というタイトルにもある通り、確かにふざけているように感じる部分もありながら、でも著者たちは真剣に自分や仲間の成功を信じているところも好き。

「お前ならできる!」と言っているだけのように見える面もあるので「それだけで夢なんか叶うハズがない」と思われるかもしれないけど、読んでみるとそれぞれが真剣に考え、全力で行動していることが分かります。

ここまで真剣になれるのは仲間がいるからこそだなと思わせてくれるところもこの本の好きなところです。

やっぱり行動あるのみだな、と思わせてくれる点も好きです。

あと、夢を紙に書くという点も好きです。

夢は紙に書いたり言葉にすることで動き出すと言われているように、ただ頭の中で願うだけではなかなか前に進みません。

でも、書いたり話したりとアウトプットして自分や周りが見たり聴いたりすることで動き出すんだなと改めて思わせてくれたことに感謝しています。

最後に

皆さんは今、どんな仲間がいますか?子どもの頃、若い頃、以前はどんな仲間がいましたか?

どんな仲間と過ごす時間がワクワクしましたか?

僕にとって今の仲間は銀座コーチングスクールのコーチ仲間と、日本メンタルヘルス協会のカウンセラー仲間です。

あ、そういえば、著者のひすいこたろうさんと菅野一勢さんが出会ったのもこの日本メンタルヘルス協会でした。

僕にとってこのコーチ仲間とカウンセラー仲間は本当にありがたい存在で、僕のありたい姿を応援してくれたり、真剣に僕がありたい姿、実現したいことについて語っても笑わずに聴いてくれたりする本当に大切な存在です。

そんな仲間との飲み会ってサイコーに楽しくて美味しくて幸せな時間なんだよな~というのをこの本が思い出させてくれました。

仕事が繁忙期に入ったので頻繁には難しいけど、仲間と飲みに行って熱く語る機会を増やしていきます。

ぜひ皆さんも思い浮かんだ仲間を誘ってみませんか?

飲みにじゃなくても、ちょっとオンラインででも良いと思います。

その行動が、もしかしたら夢に近づくことになるかもしれません。

仲間と共に描く皆さんの夢が少しでも早く叶いますように。

最後までお読みいただきありがとうございました。

もし良ければ過去の記事も併せてご覧いただけると嬉しいです。

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それではまた来週。

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