【今、「夜飲まない!」がアメリカで最もかっこいい!】午後9時に就寝するアメリカの若者たち(開業5周年!STARBUCKS RESERVE®ROASTERY TOKYOの混雑で考察する)
この混雑は朝のモーニングの為に並ぶ人々。
ここはSTARBUCKS RESERVE®ROASTERY TOKYOである。開業5周年で「ロング ブラック」と「エスプレッソ トゥワイスアップ」が新発売となる。これだけ朝早くに行列ができるという事は、日本も睡眠と健康の関係をよく理解している若者が増えているのだろうという①仮説に基づきWSJの記事を考察する。
(原題)
The Hottest (ホットな)New Bedtime (就寝時間)for 20-Somethings (20代)Is 9 p.m.
Forget barhopping(バーのハシゴ) or even dinner out(外食でさえ)—more young professionals (若いプロ)prefer (好む)turning in early(早期提出…早寝)
【就寝時間は午後9時、米国の20代
バーのはしごや外食はせず、早い時間に眠りにつく若者が増えている】
アメリカでは土曜日の深夜はパーティーやクラブ、バーに出掛けず、ベッドで眠っている若者が増えていると言うのだ。18歳から35歳は昔の人と比べて睡眠と健康の関係をよく理解していると言う。
①睡眠時間を長く取ることによる長短期の効果を実感している。
②就寝時の習慣をコントロールできると気持ちが落ち着き遅い時間の外食を断っている。
この影響もあり、日中にダンスパーティーを開催するなど昼間のイベントを増やしているようだ。
レントカフェが米国生活時間調査のデータを分析したところ、2022年に調査に回答した20代の平均睡眠時間は9時間28分で、30代と40代の睡眠時間の伸び率はこれを下回った。
また200万人超を分析した18歳から34歳の1月の平均就寝時間は午後10時6分。
という事は朝7時34分に起きているのである。
普通すぎるだろ〜いやむしろ遅い〜そんなに寝れるんかぁい。
「早く寝ることが突然、素晴らしいことになって、これまでよりはるかに受け入れられている。誰もが早寝になじんでいる」との事(笑)。
就寝時間を早めたことで遅い時間の食事や飲み物に使っていた毎月数百ドルを節約することができたそうだ。口コミサイト「イェルプ」を利用した予約のうち、午後4時から午後6時の時間帯の予約は31%で、午後6時から深夜までの時間帯の予約の割合は低下した。
しかし、WSJの記事によると早く寝ることそのものに効能はないが、就寝時間を一定にすることや7時間から9時間の睡眠を取ることの効果はあるようだ。
早い時間に就寝することは猛烈な働き方を良いとする風潮に背を向け、9時間たっぷり寝ることが自分に必要であることを受け入れることだと話し、「早く寝れば怠けているように見えるとずっと思っていたが、そう思わないようにした」と話すものもいる。
今アメリカの若者たちの中で早く寝る事がブームになっている。しかしながら20代平均睡眠時間は9時間28分だと仮定すると、早く寝るのが流行っているのではなく7時間から9時間睡眠をとるロングスリープが流行っているという事である。もっともっと朝の時間を有効に使える人が増える事を期待しながら、また素敵なモーニングを楽しみに行く。
アメリカでの流行はたまに物凄く意図がなく、根拠もない事が流行り出すが、このようなパターンはあまり長続きしないムーブメントとなる。これがそうでなければと願うばかりである。
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