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何度も訪れたくなるまちの魅力とは

こんにちは。co-matchのはっせです。

みなさんは、何度も訪れているまちってありますか?

私にとってそれは那須町です。初めて訪れたのは小学校の林間学校。大学でとーまさんに出会ってからは、その実家のペンションに遊びに。そして那須ツアーの開催を決め、co-matchを始めてからのこの2〜3年の間では、片手で収まらない回数は訪れています。

その次に訪れているのは日光市で、こちらもco-matchでおとさんに出会ってから何度も訪れている場所です。

「地域活性」という視点で見たときに、1回来ただけで終わってしまうよりも、何度もまちを訪れてくれる人(いわゆる関係人口や関連人口)を増やしていく(その先では移住者を増やしていく)ことが必要になります。人・モノ・金が東京に流出していくだけでは、地域は持続可能になりません。地域内で人・モノ・金を循環させつつ、地域外からも人に来てもらい、地域に関わってもらったりお金を落としてもらう。まずは小さくからでもその形を作っていくことが、地域を残していくためには不可欠です。

では、何度も訪れているまちの魅力とは何か?私自身について考えてみました。

那須はたくさんの観光資源に溢れるまちです。牧場や遊園地、サファリ等の観光施設、温泉や山といった自然。美味しい乳製品や豊富なお土産。
そのどれも魅力的ですが、何度も訪れるかと問われると、一度訪れたら満足する場所がほとんどでした(平成の森だけは四季折々の森を見にまた行って良いなと思いましたが、それは個人の価値観にもよるので、、)。

観光施設や自然、特産品ではない何度も訪れる一番の理由は何か。それは「人」です。とーまさんは言うまでもなく、とーまさんを通して出会った那須で活躍されている様々なプレイヤーの方々。彼らの地域への想いや、それぞれの活動へのこだわりに魅力を感じていることが、那須を何度も訪れる一番の理由です。そしてそれは日光にも当てはまります。

この「地域の魅力は人」という考えは、co-matchのビジョン「人と人の熱でまちに灯を点す」にも反映されています。まちの最小単位は人です。その1人1人の魅力に焦点を当て、彼らの地域への想いを形にして広めていくことで、地域全体の魅力が増していくと考えています。

最近私は、これはいわば地域に「推し」を増やす活動だと思うようになりました。アイドルやキャラクターを推す人がいるように、地域の素敵なプレイヤーたちを推すファンたちがいたっていいのではないでしょうか。

矢野経済研究所の『「オタク」市場に関する調査』(https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/3383)によると、2021年には7000億円近くだったオタク市場の規模が、2022年には8000億円近くに拡大しており、さらなら拡大も予想されているそうです。

地域に自分が推したい、応援したいと思える人がいれば、その地域に実際に訪れたり推しのサービスや商品を買いたいと思うのは自然なこと。co-matchでもそうした地域を推すファンを増やしていくため、地域の魅力的な人の発掘・発信に力を入れていこうと考えています。

2025年、あなたが推したい地域を探してみるのも悪くないのでは?



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