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伴走者のための共学共創フォーラムin島根を開催しました!
2025年1月26日(日)「伴走者のための共学共創フォーラム in 島根」が開催されました。
フォーラム開催は今年で3回目。
過去2年は3月に開催していたフォーラムですが、今年度は島根大学社会教育主事講習5期・閉講式翌日の1月開催となりました。
全国から、島根大学社会教育主事講習の修了生はもちろん、“伴走”に関心のある方々、約180名(うちオンライン50名)が集まりました。
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午前中は、共に学ぶセッション。「学びの伴走者」であるお2人のゲストからの話題提供。
城之内 庸仁さん(岡山自主夜間中学校 代表)からは、夜間中学の実態とそこで学ぶ方々のお話を伺いました。
夜間中学校はさまざまな理由で義務教育を十分に受けられなかった方が学び直す場であり、外国人の方が日本語を学ぶ場にもなっており、10代から80代まで幅広い年代の方が通っていらっしゃいます。自分の過去と向き合い、懸命に学ぶ姿、また学ぶことを心から楽しんでいらっしゃる姿が印象的でした。
―学ぶことは生きること。場所や資金面での課題も多い中で、学ぶ方一人ひとりの人生に伴走されている城之内さんからのメッセージを、参加者一人ひとりがしっかり受け止める時間になりました。
大野 大輔さん(株式会社先生の幸せ研究所 コンサルタント)からは、教職員の働き方、組織を変えていくプロセスについてのお話を伺いました。
2年前までご自身も小学校の先生をしていた大野さん。自分が現場を改革しようとしたときの失敗談も交えながら、先生たちがいきいきと働ける仕組みづくりや伴走のあり方を伝えてくれました。やることが山積みの現場の中でも、目的をもって対話を積み重ねることで学校は変わることができる。
ーあなたは、あなたでいい。今の自分、学校を認めることで必ず前に進んでいける、と力強いメッセージをいただきました。
午後の部はワークショップと企画展。
ワークショップでは、島根大学の中村 怜詞先生が開発している伴走タイプ診断アプリを体験。128の質問に答えると、自分の伴走タイプを診断することができます。完成が楽しみ。
企画展では7つのグループが出展されました。
人のさいご×社会教育(長谷川 沙希さん 他)
「暮らしの中にある学び」を創るって?(門脇 享平さん 他)
ワガママlab(西嶋 一泰さん 他)
キャリア占い(岩本 悠さん 他)
「探究道場」の現在地と今後を考える(山本 竜也さん 他)
おかあさん×社会教育(大地本 由佳さん 他)
野良の社会教育士(亀谷 新太郎さん 他)
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どの企画も興味ありすぎて、全部回れなかったのが心残り…。
「伴走者」「社会教育」をさまざまな切り口で捉え、学びの場をつくる修了生・スタッフの皆さんの発想力とコーディネート力はさすが!参加者の皆さんとの新たなつながりがうまれる学びの場、交流の場になっていました。
最終チェックアウトは、「独学孤創ロボ」の登場!
共学共創する人間にロボットは勝てるのか⁉来年のフォーラムに向けて、人間たちの力を結集し、みんなで知恵を出し合いました。来年の開催が楽しみになる時間でした。
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毎年、さまざまなチャレンジが生まれ、多くの人とのつながりが結ばれていく共学共創フォーラム。
多くの出会い、再会があり、とても楽しい時間になりました。
修了生だけでなく、初参加の方と交流できるのも貴重ですし、何よりさまざまな地域、年齢、立場の方と共に教育を語り合える時間になったのが嬉しかったです。
来年もご縁の国・島根で多くのチャレンジ、出会いが生まれることを楽しみにしています。
ありがとうございました!
島根大学社会教育主事講習サポーター 吉田 理沙