プロジェクトアサイン作業を楽にして、正しいリソース管理をする方法(システム会社向け)
システムの受託開発、Webサイト制作など、システム開発事業を行う会社の多くが、組織のリソース(自社の社員)をプロジェクトにアサインをする作業を行っています。
今回は、読んでいただいている方が、明日からできるアサイン作業を楽にする方法をご紹介します。
ひとくちに「アサイン作業」と言っても、やることは色々
・要員計画
→主にプロジェクトの担当PMが、PJの遂行のために必要な人材の確保や不要な人材の整理などを計画すること。
・リソース管理
→主に組織のマネジメント層やリーダー層が、必要なときに組織のリソースを効率的かつ効果的に配置するために、メンバーの稼働予定やスキル・経験を管理すること。
・プロジェクトアサイン
→主にマネジメント層やリーダー層が、要員計画を踏まえてプロジェクトにバイネームで人を割り当てること。
業態、利用しているシステム、社員のバックボーン、アサイン作業をする人のポジションなどによって、会社ごとに呼び方が違いますが、概ね上記の流れで実際の作業が行われているのが実情です。
良い体制・プロジェクトチームをスピーディーに構築するアサイン方法
アサイン業務の流れ
①担当PMのプロジェクト計画(要員計画)
・プロジェクトを理解する→リスクを考慮した、プロジェクトに必要なスキルと工数を把握
・スケジュール検討→どんなメンバーが、いつ、どのくらい稼働するのか
②マネージャーのリソース予定確認とアサイン
・全体の稼働予定を確認し、担当PMの要求する期間に稼働できるメンバーをピックアップ
・同時に、プロジェクトに適したスキルを持っているメンバーを探す
③アサインした人とメンバーの顔合わせ
・プロジェクトの説明と質疑応答
・キックオフ/プロジェクトスタート
間違ったアサインは「正しいデータがない」のが原因
アサインの精度は、適材適所を判断するための正しいデータがないことが原因です。
・社員の稼働予定やスキル把握が、アサインする人の頭の中など属人化された状態
・エクセル運用による、情報の入力ミスや更新遅延
上記のような「正しいデータがない」状態では、最適なメンバー配置は実現できません。
・スキルアンマッチによる、プロジェクト炎上やメンバー離脱のリスク
・稼働の偏り(特定の人に負荷が集中したり、その逆で手が空いてしまうなど、偏る)
この記事をお読みの皆様の会社では、メンバーが(前職までのキャリアも含め)過去どんなプロジェクトを経験してきたか、習得中の技術や知識も含めどんなスキルを持っているか、やりたいことは何か、会社として正しく把握できていますでしょうか?
多くの会社でそれが把握できておらず「この人、こんなスキルがあったんだ」「もっと早く相談すれば良かった」という場面が散見されるように思います。
スキルや稼働状況が数値化し共有するシステム
スマホアプリや大規模システムの受託開発事業を行うアイリッジが、先述の課題を解決するために開発した
「Co-Assign(コーアサイン)」は、「開発リソース最適化ソリューション」です。
スキルの一元管理と稼働予定の可視化をして、人員の最適配置を実現します。
社内リソースに最適な人材がいなかった場合、Co-Assignでは人材紹介会社に提案募集をかけられる機能があります。
募集をかけられる人材紹介会社は、Co-Assignに既に加盟している複数の会社から、普段付き合いがある会社を登録する事も可能です。
また、今までの人材紹介会社とのメールや電話によるコミュニケーションも、Co-Assignにクラウド化することでコスト削減することが可能です。
企業リソースのキャパシティを大きくする。
開発チームのスキルを可視化し、アサイン予定も一元的に管理できれば、リソース全体の見通しを立てることが可能になります。
リソースの見通しは、営業戦略立案や採用計画策定にも役に立ちます。
アサイン業務をツールによって改善すると、現場のコスト削減とミスマッチを撲滅した結果として、企業全体としての開発力を上げる効果が期待できます。
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