Hack of Central Nervous System

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はじめに

ここで書かれている内容は、予告なく変更されることがあります。 主なジャンル ここで取り上げている主なジャンルは、以下の通りです。 精神病や神経症関連・神経発達症群・脳神経科学・薬理学・薬物動態学・その他 ことわり 確かな情報を発信するように、心がけております。 ただし、確実な情報を保証するものではありません。 私の記事を閲覧したり参考にすることで起きた問題について、私個人、情報元、その他関係者は一切の責任を負いません。あらかじめご了承だください。 注意 医学的な内

    • 【雑記】危険運転を晒すことの違法性について

      はじめに タイトルの通り、”煽り運転を晒す”ことがが違法かどうかについてです。 ここでいう危険運転や煽り運転は同義語とし、はやい話が違反または違法な運転やそれに準ずる運転などを言います。 また大前提として、それが本当に危険な運転であったり煽り運転であるということで話を進めます。 注意 ”晒し行為”や”晒される様な行為”などを支持したりする為に書いているわけではありません。 肖像権の侵害 これについてネットなどで色々と調べると、”判例上認められた権利”といった具合で紹介さ

      • 【雑記】公式には"自閉スペクトラム症"

        自閉症スペクトラム、自閉症スペクトラム障害、自閉スペクトラム障害と、色々な言い方があります。 公式には”自閉スペクトラム症”とされているので、全人類が自閉スペクトラム症と記述又は発言する必要があります。 そもそもですが、自閉スペクトラム症と言うのは、臨床的自閉症論に基づいた概念であることを忘れてはいけません。 KA・HFA・AS・PDD-NOSといった古典的な自閉症について学んだ上で、ASDを語ることには価値があると思います。 そうではなく、いきなりASDについて知り尽くそ

        • 【雑記】抗精神病薬とHDAC2

          抗精神病薬や抗ヒスタミン薬やベンゾジアゼピン系など多くの鎮静剤は、認知機能障害を誘発する可能性があるとされています。 ここで言うところの認知機能障害とは、一過性のものではなく、いわゆる認知症と言われるものです。 実際にどれぐらいの確率で認知症を招くのかといった事や、仮に認知症を招くとしても薬剤によって機序は様々です。 ここでは、抗精神病薬について書きます。 警告 この文章は、抗精神病薬の使用を否定したりするものではありません。医師から処方を受けている方々は、この文章を鵜呑

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          【雑記】センタナファジンへの期待

          神経発達症(特にADHD)に使われる精神刺激薬として、アンフェタミン(そのラセミ体やD体)にリスデキサフェタミン(アンフェタミン-D体 コドラッグ)やメチルフェニデートが有名です。 これらの薬剤は、中枢におけるドーパミン(DA)やノルアドレナリン(NE)の濃度を上昇させることで、覚醒を起こすと言われています。 しかしこれらの薬剤には、依存という問題があります。もちろん、適正使用した場合(非乱用)については、それほど依存について心配する必要はありません。 しかし、「絶対に依存し

          【雑記】センタナファジンへの期待