心のテコ入れ
布団をかぶって。
枕を口に当てて。
大声で叫んでみて。
人間には、『大声を出す』事は、
原始人の時代から、必要なんじゃなかろうか。
なんて、考える。
大人になると、
いいえ、子供でも
言いたくても言えない事、
言っちゃあいけないと秘めてる事が
全ての人にあると思うんだ。
我慢をして、閉じ込めてばかり。
そうすると、声はどんどん小さくなって
震えて、弱くなってゆく感じがして。
涙も出せなくなる前に、叫ぼう。
一人きりの部屋がちょうどいい。
誰かに聞こえそうならば、布団の中がいい。
君の心の断末魔のような、
汚いものでいい。
思いっきり叫ぶんです。
すると、
溜まっていた涙とか本心だとかが、溢れて流れを作ってくれる。
収集グセのある、『溜めてる』みなさん。
たまには大声だしてみて。
思った以上に、スッキリするし、
頭空っぽに出来るから。