見出し画像

仏壇じまいの日に残した、一生の宝物(東京都豊島区)

栃木にある祖母の家での「仏壇じまい」に参加しました。家もなくなるということで、母の兄弟がほぼ全員集まっていましたが、誰も写真を撮ろうという雰囲気はありませんでした。せっかく集まるのも珍しい機会なので、「写真を撮りませんか?」と声をかけてみました。すると、おじさんもおばさんも賛成して、みんなで母の実家をバックに写真を撮ることに。

後日、その写真を編集し、祖母の家の外観や部屋の様子も含めたポケットアルバムを作成して親戚に渡しました。

幼少期の思い出と祖母への感謝

私は小さい頃、祖母や親戚の家を行ったり来たりしていて、特に祖母の家には特別な思い入れがありました。夏休みのほとんどを祖母の家で過ごし、家出(!)したときも祖母に頼っていました。また、母の兄弟であるおじさんやおばさんたちにもよくお世話になっていたので、何か恩返しができるときにはしたいという気持ちがずっとありました。

親戚みんなの笑顔があふれる

写真を撮っているとき、みんな楽しそうで、後日アルバムを渡すと「これ、あずみが作ったの!?ありがとう!」と喜んでくれました。親戚一同で大笑いしながら、祖母の家の写真を見て昔の思い出話に花が咲きました。先祖の話や、懐かしい出来事もたくさん聞くことができました。


写真が新たな絆をつくる

その後、仏壇じまいをした家主である伯父が亡くなり、四十九日法要の際にも写真を撮る機会が増えました。それがきっかけで、母やおばさんたちが集まると、その時の話題がよく出るようになりました。思い出が詰まった写真が、親戚との絆をより深めるものになったと感じています。


全国の「GOOD おせっかい」が集い、讃え合う祭典!
GOOD おせっかい AWARD 2024 は、奈良開催!

皆さんの周りのGOOD おせっかいストーリーを募集しています!
特設ページから詳細をご覧いただき、エントリーください!


いいなと思ったら応援しよう!