雨の日のおばあちゃんと私(群馬県高崎市)
ある雨の日のこと
通勤途中、いつも顔を合わせる90歳くらいのおばあちゃん。ある雨の日、傘もささずにシルバーカーを押して歩く姿を見かけた私は、心配になってすぐに駆け寄りました。
最初は遠慮していたおばあちゃんでしたが、傘を差しながら家まで送り届けたとき、「久しぶりに人間だなぁ、生きてるなぁって感じた!こんなことしてくれる人がいるなんて」と笑顔で感謝してくれました。その笑顔から、おばあちゃんは、自分を気にかけてくれたことを喜んでいることに気づいたのです。
おばあちゃんとのつながり
おばあちゃんの感謝の言葉が心に響いた私は、出勤前におばあちゃんに挨拶をするように。おばあちゃんも「行ってらっしゃい、気をつけてねー」と挨拶を返してくれるようになりました。
温かいつながりの大切さ
おばあちゃんとの日々のやり取りは、私にとっても日常に温かさをもたらしてくれました。彼女との関係を通じて、私もこの町の一員であることを感じ、心地よいつながりが生まれたのです。おばあちゃんとの交流が、ただの挨拶を越えて生活の一部となり、日々の始まりをより豊かにしてくれました。
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