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おすそ分けが生んだコミュニティ—野菜とお菓子で広がる輪(東京都豊島区)

困ったはずの贈り物が、地域の支えに

妻の実家から、頻繁に大量のお菓子や野菜が届くのですが、実は食べきれずに困っていました。そんなとき、家の近くで若者の居場所支援をしているNPOがあることを思い出しました。このNPOは、週に3日、若者に居場所と食事を提供している団体です。日頃から素晴らしい活動だと思っていたので、私も何か力になりたいと思い、実家から届いた野菜やお菓子をおすそ分けすることにしました。

おすそ分けで広がる喜び

最初に届けたとき、スタッフさんや若者たちはとても喜んでくれました。それを妻が実家に伝えたところ、妻の両親もその話を喜び、さらに多くの野菜やお菓子が届くように。実家からの贈り物が増えるたびに、私はそのNPOに届ける機会が増え、ますます若者たちとスタッフさんに喜んでもらえるようになりました。

贈り物がつなぐ新たなつながり

ただお菓子や野菜を渡すだけではなく、そのおすそ分けがきっかけとなり、NPOのスタッフさんや居場所を利用している若者たちとコミュニケーションをとる機会が増えました。お菓子を届ける度に、自然と会話が生まれ、少しずつ仲良くなれた気がします。今では、私自身もこの活動に参加しているような感覚になり、地域に貢献できていることが嬉しいです。

実家から届いた大量の野菜やお菓子が、若者たちの笑顔を生み、私と地域のつながりを深めてくれました。小さなおせっかいが、地域に大きな喜びを広げていく。その輪がさらに大きく広がっていくことを願っています。


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