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花火の後も心に残る温かさ 〜長い列でのおせっかい体験〜(三重県 尾鷲市)

花火大会の長い列で生まれたおせっかい

三重県熊野市の花火大会に職場の仲間と行ったときのことです。帰りの電車待ちの大行列に並ぶことになり、1時間経ってもほとんど列が進みませんでした。私たちの前には、おばあちゃん2人がいて、「座る場所が無いよね」とキョロキョロしている様子が見えました。

そこで、花火を観るために持っていた敷物を広げ、「ぜひ、座ってください!先輩のお二人!」と声をかけました。最初は遠慮されていましたが、何度もお勧めすると、ようやく座っていただけました。

結局、並び始めてから電車に乗るまでに2時間かかりましたが、最後におばあちゃんたちから「とても助かりました。いい人と一緒に並べて良かった」と感謝され、私たちも心が温かくなりました。

勇気を出して、お声掛け

列がほとんど動かない中で、おばあちゃんたちがずっと立ちっぱなしで辛そうにしていたのがきっかけです。少しでも楽になっていただければと声をかけました。

最初は遠慮がちでしたが、最後には「本当に助かりました」と笑顔で感謝され、私たちも嬉しくなりました。

良い思い出として残った花火大会

おばあちゃんたちにとっても、私たちにとっても、この花火大会はただ美しい花火だけでなく、温かい交流があった良い記憶として残りました。


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