見出し画像

振り返り Xデザイン学校 2023年度アドバンスコース 1回目

 今回、Xデザイン学校 2023年度アドバンスコースに参加しています。初めてNoteを書くのですが、なんて書いたら良いのか…思ったことを書きます。


 アドバンスコース1回目が2023年5月14日にオンラインで開催されました。凄く刺激的な仲間に初日から出会えました。新たな出会いです。非常に緊張しながらも、自己紹介をし、講義を受け、自分の想いを伝え、リフレクションして交流しました。

 いろんなことを学びましたが、非常に感銘を受けたことと、自分の研究テーマとして考えていることについてお伝えします。

アート思考とデザイン思考

 アート思考とデザイン思考について、2023年5月6日に新たな気づきを得ました。今まである意味間違った解釈をしていました。そして、アドバンスコース1回目の講義にて、5月6日の気づきはやっぱりそうなのかと気づかされたことがあります。

 アート思考とデザイン思考とは何かはここでは省略(以下参照)しますが、

簡単に言うと(言い過ぎているかもしれませんが)「アート思考」は自分を起点にしたものでありある意味妄想、「デザイン思考」は顧客を起点とした考え方であり、ユーザー中心・人間中心である考え方です。

アート思考とデザイン思考は別モノ

 近年、アート思考の話題が多くなり、多くはありませんがアート思考に関して本で読んだり、ネット記事を見たり、eラーニングで学んだりしてきたのですが、アート思考は"妄想"という表現がかなり多く使われていました。私の頭は、アート思考は妄想???妄想だけで良いのか???と疑問だらけだったのです。(正しく理解できていなかったのだと思います。。。)

 私は、UCD(User Centered Design)と呼ばれていたころ、携帯電話のUI設計を担当していたのですが、当時の上司に「UCDとか知らないで設計なんてできない」と言われ、当時の上司が色々なカリキュラムを組んで学びの場を提供していただいてました。そればユーザー中心・人間中心の考え方であり「デザイン思考」だったと思います。

 妄想と顧客視点、別の考え方であり、どちらが良い悪いではなくどちらかの考え方で進めるしかないのかと思っていました。であれば、顧客視点をとるべきだとずっと思っていました。

アート思考の誤解、アート思考→デザイン思考でビジネスへ

 アート思考は、自分が描くありたい未来を必死に考えて、創造・実現するのです。それは単なる妄想でしかないと思っていましたが、違いました。その先があったのです。自分が描くありたい未来を必死で考え、創造・実現するうえで、自分のやりたいことが所属する企業や組織の成長に貢献すること、これが大事だったのです。スタートアップでも、大企業であっても。そしてここからがビジネスにつながっていくのですが、創りたい未来に向けて提供したい製品やサービス(モノ・コト)は、それを使う人とにとって何がどう嬉しいのか、それが無いとビジネスにつながっていかないことを、講義の中で教わりました。目からうろこでした。
 私が理解した大きな流れは、以下のような感じです。

自分の創りたい未来を描く(妄想) : アート思考
    ↓
企業や組織の成長に貢献することを考える : アート思考
    ↓
モノ・コトが使う人にとってどう嬉しいのかを考える : デザイン思考
    ↓
社会によりよいモノを提供できたか(繰り返し問う) : デザイン思考

 アート思考単体でも、デザイン思考単体でも、ビジネスの創出にはつながらない(つながり難い)という事だと、理解しました。この話を聞いて、凄く納得しました。新たな気づきを得て、実践を積んでいこうと思いました。
 

研究テーマ(考え中)

アドバンスコースで研究するテーマを考えています。現時点では2つ考えています。

①両利き経営 : サービス事業者としての認知度向上
  新事業のブランドデザイン、ブランド体験 (サービス事業ブランド、サービスプロダクトブランド)
  →体験するところまで作りたい
  →メーカーから、サービスをやっている事業者への顧客認知転換

②事業会社内のHCD/UXDの浸透、デザイン経営への変革
  →社内浸透、リーディング
  →社内変革
 ※但し、こちらはパワーが必要なので、小さくやる方が良いとアドバイスありました…(が、余計やってみたいと思ってきています)

最後に

 今回はここまでとします。新たな出会いがあり、気づきあり、ワクワクドキドキしながら参加できることに喜びを感じています。
 次回、もっと成長した何かをお見せできればと思っています。


#Xデザイン学校
#Xデザイン学校アドバンスコース
#UXデザイン
#サービスデザイン


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?