
お話が苦手かも・・・part②
会話が得意、不得意な方、いらっしゃると思います。本日は、苦手な方向けに何をお話したら良いのだろう。話が続かない、盛り上がらない、そんな思いをしている方に、日頃会話をする仕事柄、コツをお伝え出来ればと思います。
本日は、昨日に引き続き、基本的な傾聴を基本としたお話になります。それは『うなずき』、『相づち』、『促し』、『繰り返し』、『言い換え』などになります。 (前回のお話はコチラ☟(^^♪)
傾聴の基本は、
相手の話に合わせて、首を縦に振る『うなずき』
「そうですか」「なるほど」といった『相づち』
「そうだったのですね。その後はどうなりましたか?」「それは気付きませんでした。もっと詳しく教えてください。」といった『促し』
になります。
どうですか?恐らく、皆さん自然としているのではないでしょうか。しかし、私がお勧めするのは、まずはこれを意識的に使いこなす事です。会話の展開によって、頭の中で整理しながら話します。これは、多くの人はしていないことだと思います。
では、次に進みます。
コミュニケーションにおいて、傾聴することで何が重要なのか、本当に言いたいことは何か、会話しながら私自身の理解が不十分な場合があります。そこで『繰り返し』『言い換え』などの技法を使います。
例えば、「えーと、怖くてね、トイレに行きたいけど、物が置いてあるから、別にいいんだけど、困っちゃて。」
と言われた場合。どうお答えしますか?話の要点が掴みづらい内容ですね。これを整理していきます。
相手にもよりますが私は、この場合、何度か分けて傾聴してみます。「○さん、トイレに行きたいのですね(繰り返し)」、「怖いのですね、どんな事にお困りですか?(オープンクエスチョン)」、「物が置いてあって足が引っかかって転ばないか心配でお困りでいらっしゃったんですね(言い換え、要約)」といった具合に。
何だか話がスッキリしました。このように『繰り返し』、『言い換え』を行うと、相手は自分の言った事を聞いて、理解してくれようと確かめてくれていると感じ、コミュニケーションが深まります。
コミュニケーション技法はこれだけではありませんが、基本的な内容を意識的に使いこなす、お勧めです。コミュニケーションは深いですね。