麻雀×BAR citrus渡辺太プロゲスト回に行ってきた
前置き
方々で言われていることであるが、麻雀プロはファンとの距離がとにかく近い。
トッププロとの距離感が、地下アイドルや地下芸人並みかそれ以上に近いため、まあ最初は驚かされた。
ただ私は、ルールを全く分からない状態で2023-2024シーズンのセミファイナルからMリーグを見始めた麻雀初心者。
しかも地方住みである。
Mリーガーと接触するイベントとは、縁遠いと思っていた。
関東出張が入る
幕張メッセの某イベントに弊社が出展するため、6月19日から関東への出張が入った。
イベントは20日からなので、19日はセッティングをテキパキ済ませれば、夕方から自由時間となる。
……ふとっしー、19日にバーゲストが入っているのでは???
そう、バーゲス。
関東には麻雀バーという、放送対局を見ながらお酒を飲めるバーがいくつかある。
常勤の麻雀プロがいるほか、日替わりで名の知れた麻雀プロがゲスト出勤している。
トッププロとお酒を飲みながらおしゃべりできるという、言葉を選ばずに言えば距離感バグりまくりの接触イベントである。
応援している麻雀プロと長時間しゃべりたいかと言えば、正直そうでもない。
なにせやっと基礎の基礎であるルールや役を覚えたばかりの初心者かつ、活字に能力が全振りされているコミュニケーション不得意人間のため、「どうやったら麻雀上達しますかねー」ぐらいしか、正直会話の切り札がない。
しかし、麻雀プロにサインをもらったり、写真を撮ったりしてもらいたいという欲はある。
そんなにしょっちゅうは行けない関東。
ど初心者のため、雀荘での同卓イベントはまだまだハードルが高い。
私が関東にいる日に、ふとっしーのバーゲスが入っているなんて、最悪二度とないかもしれない。
ぐだぐだ御託を述べてきたが、こんな大チャンス二度とないのでは……?
こうして私は、麻雀×BAR citrusに向かうことを決心した。
Mリーグオフィシャルショップ東京へ
シトラスに向かう前に、日本橋のMリーグショップに立ち寄った。
赤坂ドリブンズのポストカードセットを購入するためである。
シトラスへ
そして6時半過ぎに、シトラスへ到着。
Mリーガーゲストの日は、すぐ満席になると聞いてビクビクしていたのだが、カウンター席にまだ空きがあり一安心。
私は初来店ということで、この日出勤していた佐伯菜子pからお店のシステムの説明を受け、フードとドリンクを注文した。
私が来店した時点は、女性客が一人だけだったが次第に増えていき、退店時にはカウンターが一人を除いて全員女性という状態になっていた。
カレーおいしい
麻雀遊戯王で、ふとっしーがオススメしていたカレーを注文。
この日はキーマカレーか牛すじカレーを選べ、私は牛すじカレーを注文した。
店長の柚花ゆうりpはカレーマニアなのかと思いきや、常連さんいわくそうではないらしい。
厨房の関係で、ピザやパスタなどのメニューが出せず、「それならカレーを」というところから、あれよあれよと名物になったとのこと。
この日はふとっしーゲスト回ということもあり、カレーがたくさん注文されていた。
カレーは一つ頼まれると、匂いにつられて注文が増えるらしい。
写真タイム
ゆうりpが気さくに話しかけてくれ、私は渋川難波pと同郷で広島から出張で関東に来たこと、しかし出張先は幕張メッセのため、宿泊しているホテルから渋谷までなんだかんだ1時間半弱かかることなどを話した。
その流れで、「お写真とかサインとかって撮ってもらえるんですかね……?」と馬鹿なふりをして質問したところ、写真撮影タイムに突入。
ふとっしーと写真を撮りたいお客さんは、この時間に一斉に撮影することになった。
「お手洗いが明るくて盛れるスポット」と噂には聞いていたが、本当にお手洗いで撮影するんだな……!と、ちょっと面白くなってしまった。
ゆうりpがカメラマンとなってお客さんからスマホを預かり、縦でも横でもかなりの枚数の写真を撮ってくださった。
サインをいただく
Mリーグショップで購入したポストカードと一緒にツーショを撮ったところ、「後でサインを書きに行きますね〜」とふとっしーに言われ、その後本当に私の席まで来てくれた。
キャストドリンクを入れていないのに申し訳なさを感じつつも、ポストカードをサインを入れてもらった。
サインを書いてもらっている間、文字がにじんでいないかをすごく気にしてくださり、とても几帳面でやさしい方だなあと強く感じた。
そして、
私「ポストカードのポーズはどうやって決まったんですか」
太「めちゃくちゃたくさん撮った中から、盛れているものを選んでもらいました」
私「学生時代麻雀が好きだった父が急にMリーグを見始めて、麻雀に興味を持ちました」
太「お父さんに感謝ですね。よろしくお伝えください」
私「広島から来ました」
太「広島の雀荘にゲストで行けるよう頑張ります」
私「麻雀ど初心者なので、どのくらい役を覚えから麻雀を打った方がいいのか悩んでいて……」
太「たくさん打ちながら覚えた方が、吸収が早いと思いますよ〜」
といったような会話をした。
無難な会話内容的に、ネットの海に投下しても大丈夫だとは思うが、よろしくない内容があったら申し訳ない……。
そして会話の手札がすっからかんになり、完全な詰み状態になっていたところで、別のお客さんがキャスドリを入れて事なきを得た。
その後、隣に座っていたドリブラーのお姉さんと少しお話しできた。
短い時間だったが、とても良い方だった。
退店
お店では果実酒のロック2杯、ジンジャーエール、牛すじカレーを頼み、2時間弱滞在した。
菜子pが「ロック党ですね〜」とやさしく話しかけてくださったのに、コミュ障ワイは「わははははは〜」としか返せなかった。
会話の勉強をしなければと改めて思った。
数千字のnoteは1時間ちょっとですぐ書けるのになあ……。
割とお酒を飲む方なので、本当はもう少し飲みたかったが、
せっかくの機会なので、記憶を絶対に飛ばしたくない
翌日朝8時半出勤で、丸一日立ち仕事
土地勘がないので、酔って変な駅で降りたり、逆方向の電車に乗ったりしたら詰む
という理由で、かなり控えめにした。
実際、ほぼシラフ状態で銀座線渋谷駅の入り口が分からず、いい歳してガチ泣きしそうになったので、お酒は控えめにしておいて良かったと思う。
お会計は、5,300円。
おいしいカレーを食べて、お酒を飲んで、Mリーガーとおしゃべりして、写真を撮って、サインしてもらってこの値段なのだから、安いもんである。
「お三方にもみじまんじゅうでも買ってくれば良かったなあ」と後悔しながら、支払いを済ませた。
ふとっしーはひっそり、島田洋七の「もみじまんじゅうー!」をやってくれた。
世代ではなかろうに……。
皆さんにあいさつし、お店のドアを閉めたところ、閉めたはずの扉がまた開いて聞き馴染みのある声が聞こえてきた。
なんとふとっしーが、さしてしゃべることもなく帰宅しようとしていた私に気を遣ってか、わざわざ出入り口まで来てあいさつに来てくれたのである……!!!
いい人過ぎるだろ!!!!
後悔としては、たまたま流れ上、向こうからサインを書きに来てくれたのと、「もう会話のネタがない……」という理由から、結局私はキャスドリを頼まなかった。
しかし帰り道、やっぱりお店への申し訳なさで胸がいっぱいになった。
後腐れなく楽しむのなら、キャストドリンクを入れた方がすっきりすると思う。
初心者が一人で都会の麻雀バーに凸るのは、正直心理的にかなりハードルが高かった。
しかしふとっしーは神対応で、ゆうりp、菜子pも初来店の私が浮かないよう気さくに話しかけてくださり、とても居心地が良かった。
気軽に遊びには行けない物理的距離があるのが残念だが、また東京に来た際には遊びに行きたいと思う。
最後に
両親にふとっしーとのツーショを共有したところ、母から下記のような返事があった。
私はもうこの先いいことないらしい。
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