初めてのnote。大手企業からベンチャー企業へ転職、問題だらけの日々と試行錯誤の記録。
自己紹介
初めまして。ツバキです。
大手企業の人事担当として9年間働き、今年からベンチャー企業の人事責任者へ転職しました。
歳は30半ば、子どもは2人
住宅ローン、車のローンあり💸
性別は‥ご想像にお任せします。
転職のきっかけ
「大手企業にいれば定年まで安定した収入だったのに、なぜ辞めたのか。もったいない。」
辞めた時は、色んな人にこの言葉を言われた。
自分自身辞める時に相当な覚悟をしたけれど、「やらない後悔よりやる後悔」と言い聞かせた。
前置きが長くなったが、なぜ辞める決断に至ったのかというと、一言で言うなら「自分の理想とする組織を作りたかったから」
大手企業で人事担当として企業が抱える問題はいくつもあった。
まず大きな問題は
「やらされ感のある組織風土」
これはなかなか変えることは難しい。なぜなら、上司がそもそも仕事に対する意義やモチベーションなどないからだ。
そんな上司が部下に仕事を教えても、やる気に満ち溢れた向上心のある人材が育つわけがない。
むしろ、「よし、今日から社会人だ!」と意気込んで入社してきた新卒の理想を粉々に打ち砕くような悲惨な現状だったと思う。
わたしが仕組みを作り、制度を作り、採用基準を改めたところで、その人たちを育てる人がこれではもうどうしようもない。
この規模の会社をわたしの裁量で動かせるわけでもなく、わたしの親より年上の上司達を教育することも難しい。
ここでは私の理想は叶えられないと思った。
諦めたくないけど限界がある、そんな葛藤を何年も続けて辞める決断をした。このことは全く後悔していない。わたしにとってすごく前向きでポジティブな決断だったから。
大手企業で経験したこと
メリット
わたしが実際に働いていて思った大手企業のメリットを書いていこうと思う。
・福利厚生が充実している
・賞与あり、給与も安定
・研修が充実している
わたしが感じたのはこれぐらいだろうか‥
意外と少ない、思いつかないだけでまだあるかもしれない。
デメリット
逆にわたしが感じたデメリットは以下のとおり
・1つの制度を作るのに時間がかかる
・変化を嫌う上司たち
・年功序列=自分に裁量権がない
・モチベーションが上がらない
わたしは仕事=お金ではなく、仕事にやりがいを求めるタイプなので、上に挙げたものは全てこの上なく苦痛に感じたのだ。
黙って日々与えられた仕事をこなせることができるならその方が楽だとわかりつつ、どうしてもそれができなかった。
経験したこと
とはいえ、人事担当としてたくさんの経験をさせてもらえたことは、わたしにとって大きな財産となっている。
わたしが主に担当していたことは、社内制度の企画(これは誰に頼まれたわけでもなく、自分で勝手にやっていた)、研修管理、採用業務、広報業務、勤怠管理など多岐に渡る。
特に社内制度の企画にはかなり力を入れており、県外で開催されている様々な研修を受講させてもらった。
組織としての課題をどうしたら解決できるのか、1人で模索する日々はわたしに「課題解決のための思考」というスキルを与えてくれた。
ベンチャー企業に入社したきっかけ
きっかけは、とある講習会での出会いだった。
そこで現在の会社の社長と知り合い、会社のビジョンや理念に深く共感した。
この人と働くことができたなら、自分の理想とする組織が作れるのではないかと直感でそう思った。
ただわたしは自分の直感を信じていなかったので、数回社長と話し合いを重ね、お互いの理想を語り、目指すものに共通点があることを確認し合い、そこでやっと入社することを決めた。
働いてみないとわからない漠然とした不安はあったが、より楽しそうな方を選んだ。
もしそれが結果的に間違った選択だったとしても、この経験はわたしの財産になるだろうと確信しているため後悔はしないと思う。
今日から、この会社での試行錯誤の日々をリアルタイムで綴ることにする。
自分の感情を客観的に分析できるセルフマネジメントの一つとして、また見てくれている同じ悩みを抱えた同士の少しでも役に立つことを願っている。
今後のこと
今後は赤裸々に書いていこうと思うので、メンバーシップにすると思います。
導入した制度や、ルール化の仕組み、各種様式も載せていきます。
制度を導入してその後どうなったか?も記録として載せていきたいです。